コンピュータの中で扱うときにはIPv6アドレスは128ビットの情報として扱われますが、その128ビットを人間が理解するために文字列で表記することもあります。 IPv4の場合は、「192.0.2.100」のように8ビットごとに「.(ドット)」で区切るドット付き十進表記 (dotted decimal notation)で表現されますが、IPv6の場合は16ビットごとに「2001:db8:11aa:22bb:33cc:44dd:55ee:66ff」のように「:(コロン)」区切りの十六進法で表現されます。 IPv6表記には省略を行うことを前提とした表記ルールがあります。 IPv6アドレスをテキストでそのまま全部書くと長くなりがちなためです。 IPv6の表記に関して注意が必要なのが、2006年に発行されたRFC 4291定義されたIPv6表記法では同じIPv6アドレスに対して複数の表記方法が存在す