世田谷 試薬瓶破損で土も撤去 11月2日 19時33分 東京・世田谷区のスーパーの駐車場などの地表で高い放射線量が計測された問題で、現場では、地面の下にあるとみられる放射性物質を取り除く作業が2日も行われました。土の中からは放射性物質が入っていたとみられる試薬瓶が見つかりましたが、割れていたということで、文部科学省などは、周辺の土にしみこんだおそれがあるとして、土と共に撤去されました。 この問題は、世田谷区八幡山のスーパーの駐車場など2か所の地表で高い放射線量が計測されたもので、文部科学省は、駐車場を掘り返した土を分析した結果、放射性物質の「ラジウム226」が地面の下にある可能性が高いと分析しています。この場所からは1日、放射性物質が入っていたとみられる透明の試薬瓶が見つかり、2日午後から撤去する作業が行われましたが、文部科学省によりますと、瓶は割れて細かく砕け、中身は入っていなかったとい