言動がネガティブな人はとかく「やる気がない」と思われがちですが、『勉強する気はなぜ起こらないのか』(ちくまプリマー新書)の著者、教育心理学者の外山美樹さん(筑波大学大学院准教授)によれば、人それぞれに適したやる気の高め方があるのだそうです。 楽観的な性格も悲観的な性格もそのままで、やる気を高める方法をお聞きしました。(聞き手・構成/柳瀬徹) 外山美樹(とやまみき) 1973年生まれ。筑波大学大学院博士課程心理学研究科中退。博士(心理学)。筑波大学大学院人間総合科学研究科准教授。専門は、教育心理学。著書に『行動を起こし、持続する力――モチベーションの心理学』 (新曜社)、『実力発揮メソッド――パフォーマンスの心理学』(講談社選書メチエ)、共著に『やさしい発達と学習」(有斐閣アルマ)、『ワードマップ ポジティブマインド』 (新曜社)などがある。 やる気には「内」と「外」がある――『勉強する気は