■好調の最たる要因は、中村俊輔の好調 クラブ新記録となる開幕6連勝で開幕ダッシュに成功した横浜FMは、序盤戦を終えて3位の好位置につけている。オフに昨シーズンまでの主力だった小野裕二(→スタンダール・リエジュ)や準主力級の谷口博之(→柏)、狩野健太(→柏)、青山直晃(→甲府)らを放出したことによる戦力ダウンが指摘されていたが、蓋を開けてみればナビスコカップでも準決勝進出を決めるなどリーグを盛り上げる存在として一役買っている。 好調の最たる要因はトップ下・中村の好調だ。技術面もさることながら、コンディション面を挙げないわけにはいかない。昨シーズンは開幕前にインフルエンザを患い、2月上旬の宮崎キャンプに参加できなかった。なんとか開幕に間に合わせたものの、本来のコンディションには程遠かった。 本人は当時について「インフルエンザで体重が落ちてしまって、まずは普通の生活できる体調に戻すのもひと苦労だ