みんなの党の渡辺代表が化粧品会社の会長から合わせて8億円を借り入れていた問題で、会長は取材に対し、渡辺代表がおととしの衆議院選挙の直前、「公認候補が60人になり、あと5億円ほど必要になる」などと、メールで融資を依頼していたことを明らかにしました。 みんなの党の渡辺代表は、東京の化粧品会社、ディーエイチシーの吉田嘉明会長から、4年前の参議院選挙の前の月に3億円、おととしの衆議院選挙の前の月に5億円の合わせて8億円を借り入れています。 渡辺代表は27日の会見で、「純粋に個人として借りたもので、選挙直前だからといって選挙資金として借りた訳ではない」と説明しています。 これについて吉田会長はNHKの取材に対し、5億円については渡辺代表から携帯電話のメールで、選挙の資金として融資を依頼されたことを明らかにしました。 吉田会長によりますと、メールが届いたのはおととし11月19日で、「衆院選の公認候補は