一つは持っていたい 江戸切子 スペインのガウディ建築、サグラダ・ファミリアのステンドグラスは息を呑むほどの美しさでした。光とガラス、それを最大限に生かしたのがステンドグラスでした。 グラスは光で幾重にも表情を変える、まるで生き物です。 さて、日本の伝統的なガラス工芸術としてあげられるのが「江戸切子」です。 切子=cut glassを意味します。その美しさを食卓で身近に楽しむことができるのが江戸切子です。普段使いにも、来客にも。江戸切子で飲むお酒は一段と美味しく華やかになり、そして気分が盛り上がります。 文様は星。縦、横、斜に切った模様が星を思わせることに由来します。光が差し込み、底には青い影が映ります。 ガラスを通り、屈折した光が美しい。 シンプルなデザインです。 陶器や磁器の中に一つでもガラスの器があると、それだけで食卓が華やぎます。 陶器や磁器にはない透明感と爽やかさ、繊細さ。一つ持っ