イスラエル軍は1日、隣国レバノンの南部でイスラム教シーア派組織ヒズボラに対して、限定的な地上作戦を開始したと発表し、レバノンへの侵攻に踏み切りました。一方、ヒズボラ側はイスラエル北部を相次いで攻撃するなど徹底抗戦の構えで、戦闘のさらなる激化が懸念されます。 イスラエル軍は1日、「レバノン南部で地域と標的を絞った限定的な地上作戦を開始した」と発表し、国際社会が停戦を呼びかける中、レバノンへの侵攻に踏み切りました。 作戦の詳細などは明らかになっていませんが、軍の報道官はSNSで「ヒズボラは一般市民を人間の盾にしている」として、国境に近い地域に車両などで移動しないようレバノン南部の住民に警告しました。 また、イスラエルのメディアは政府高官の話として「作戦は国境付近から脅威を取り除く限定的なもので、想定では長期化するものではない」と伝えています。 一方、ヒズボラは、ナンバー2のカセム師がイスラエル