というわけで神山監督の2年間のプロジェクトの最後を飾る『東のエデン 劇場版II Paradise Lost』、先週初日に観てきました。感想が遅くなりましたが、twitterでは既につぶやいていたのでそのまとめです。(つぶやきは 自動的にtwilogにまとめられています。) -------------ネタばれ、あります----------------- ■総論 個のポテンシャルへの期待 「個のポテンシャルへの期待」、僕が見終わってジワジワと広がって行くテレビシリーズと映画の感想として、ひとことで言語化するとしたら、そんな言葉が思い浮かぶ。 特にこの映画版第二作では、亜東才蔵が語るある言葉でグッときた。映画の中のそのセリフ自体でなく、そこで今まで無意識で受け止めてきたものが圧縮解凍される感覚。それが先に挙げた言葉として集約された感じである。 意識的に深く後へ引く作りで、一定の結末は作るがカタル
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