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世界に関するshimomurayoshikoのブックマーク (3)

  • 知識、確実性、世界像

    ■前提■ 世界像として何を考えるか自体、自明ではないが、この議論ではさしあたり、 「大地は私の誕生のはるか以前から存在していた」 「僕の名前は平井靖史である」 「ここに二つの手がある」を念頭に置いた。なぜか、については論を参照。 ■1■ 「知っている」ということ <知識>:(知識の条件ではなく)知識の主張の条件 ?世界像は知識と呼べるんでしょうか? 知識主張の<正しさ>(←→知識内容の<真>)は、当該知識の獲得過程の呈示可能性にある。 ×「真なる信念」←「知識」(←→○「真なる信念」→「知識」) :「真なる信念」は、「知識」の十分条件であって必要条件ではない。ところが世界像は、獲得過程の無知を特徴とする。→だから「知識」とは言えない。 ■2■ 確実性の度合いと絶対的確実性 <主観的確実性>: ?では、確実性でしょうか? 確実性の度合い 絶対的確実性   →どちらも結局所詮は「主観的」。だ

  • 三浦俊彦『虚構世界の存在論』 - logical cypher scape2

    分析哲学のアプローチによる虚構世界論。 と言われたところで、ほとんどの人には何のことかさっぱり分からないだろうが、問題設定自体はそれほど難しくない。 哲学には分析哲学と呼ばれるジャンルがある。 このジャンルは、もともと言語哲学というところから端を発しており、文が何を意味しているのか(真か偽か)を明らかにすることを目的の一つとしている。 そんな分析哲学、言語哲学にとって、厄介な文がある。 「シャーロック・ホームズの背中にはホクロがある。」 多分、コナン・ドイルのホームズをどれだけ読んだところで、この文が真か偽か分からないだろう ところで、この文は以下の文とは異なることに注意しよう。 「坂龍馬の背中にはホクロがある。」 やっぱり坂龍馬の伝記をどれだけ読んだところで、多分真か偽かは分からない。 しかし、坂龍馬に関していえば、彼の背中にはホクロがあったかなかったかどちらかである、ということは

    三浦俊彦『虚構世界の存在論』 - logical cypher scape2
  • 多世界解釈 - Wikipedia

    多世界解釈(たせかいかいしゃく、英: many-worlds interpretation; MWI)とは、量子力学の観測問題における解釈の一つである。この解釈では宇宙の波動関数を実在のものとみなし、波束の収縮が生じない。そのかわり重ね合わせ状態が干渉性を失うことで、異なる世界に分岐していくと考える。 プリンストン大学の大学院生であったヒュー・エヴェレット3世が1957年に提唱した定式を元に、デコヒーレンスなどの概念が追加されて成立した。 概要[編集] 量子力学において波動関数はシュレディンガー方程式に従い、決定論的な時間発展をする。標準解釈であるコペンハーゲン解釈では、観測により波動関数が収縮することで、確率的な結果が現れる。波動関数の収縮はシュレディンガー方程式には従わない。 一方で多世界解釈では、波動関数の収縮は起こらず、常にシュレディンガー方程式が成り立つと考える。シュレディンガー

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