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2017年4月9日のブックマーク (3件)

  • コウモリであるとはどのようなことか - Wikipedia

    コウモリであるとはどのようなことか? 「コウモリであるとはどのようなことか」(英:What is it like to be a bat?)は、アメリカの哲学者トマス・ネーゲルが1974年に発表した哲学の論文、および同論文を収録した書籍である。 ネーゲルはこの論文で「コウモリであるとはどのような事であるか」を問うている。コウモリがどのような主観的体験を持っているのか=「コウモリであるとはどのようなことか」という問題は、コウモリの生態や神経系の構造を調査するといった客観的・物理主義的な方法論ではたどり着くことができない事実であり、意識の主観的な性質は、科学的な客観性の中には還元することができない問題であると主張した。 この論文は、心身問題の中心が意識の主観的側面(意識の現象的側面)にあることを述べた有名な論文であり、表題の問いは、よく知られた問い、または思考実験のひとつとして、現代の心の哲学

    コウモリであるとはどのようなことか - Wikipedia
  • 中国脳 - Wikipedia

    中国脳(ちゅうごくのう、China brain)は、哲学の一分野である心の哲学の領域で議論される思考実験のひとつ。中国人民(ちゅうごくじんみん、Chinese Nation)とも呼ばれる。次のような内容である。 中国人全員に携帯電話を渡す。 一人一人に連絡先の電話番号が書かれたリストを渡す。 もし自分の携帯電話が鳴ったら、自分が貰ったリストにある番号すべてに電話をかけてもらう。 この電話をかける作業を、中国人全員に延々とやり続けてもらう。 この作業は全体として、人間の脳活動のシミュレーションを実行している。つまり 携帯電話を渡された一人一人の中国人は、実は脳の一つ一つの神経細胞の役割を担っている。 そしてそれぞれが持つ電話番号のリストは神経細胞同士のつながり(シナプス接合)の状態を表している。 そして携帯電話によるコールが神経細胞間での情報の伝達(神経伝達物質の放出)を表している。 これに

    中国脳 - Wikipedia
  • 【書評】『スウィングしなけりゃ意味がない』佐藤亜紀著を読んで。 | Experimental music Experience

    仕事上の機縁があり、佐藤亜紀さんの小説『スウィングしなけりゃ意味がない(It Don’t Mean A Thing)』を読ませて頂いた。 1940年代のドイツ、ナチス政権下―― 戦争の暗黒の音が忍び寄る時代を背景に “敵性音楽” “ニグロ音楽” として排斥されたJAZZを愛するティーンエイジャー達。 ブルジョア階級の青年たちは、徴兵を何とか逃れながら、ヒットラーユーゲントの監視の目を掻いくぐり、JAZZクラブへと通い、スウィングを心から楽しみ青春を捧げていく。 時に情熱的に、時に退廃さを湛えながら。 恋や喧嘩、性への衝動を身にまといながら、戦争へとひた走る時代にあって、抵抗の武器がJAZZそのものだった。 主人公エディのどこか冷めた、そのくせJAZZには人一倍情熱を注ぐ語り口で、 ナチス思想に対する抵抗とユダヤ人の友人たちを犠牲にしていく戦争に対する憎しみが、たんたんと綴られていく。 J

    【書評】『スウィングしなけりゃ意味がない』佐藤亜紀著を読んで。 | Experimental music Experience