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ブックマーク / gaikichi.hatenablog.com (5)

  • 2013-06-16

    グループSKIT編著『平成日を震撼させた 重大事件未解決ミステリー』(isbn:4569679803)、『世界の未解決事件53』(isbn:4569812112)が発売中。 当方は今回、『重大事件未解決ミステリー』では「平成21〜24年」の章と「平成16〜20年」の章の一部を担当。内容は、PC遠隔操作事件(2012年)、秋葉原無差別殺傷事件(2008年)、構造計算書偽造事件(2005年)、上海総領事館員自殺事件(2004年)などなど。章冒頭の概説は自分なりの時代総括として力を入れたつもりです。 『世界の未解決事件53』では、テロや謀略系の事件を担当。内容は、リトビネンコ暗殺事件(2006年)、アラファト議長暗殺疑惑(2004年)、炭疽菌テロ事件(2001年)、人民寺院事件(1978年)、インドネシア9月30日事件(1965年)などなど。 有名な事件でも、世間に流布されている「物語」と実像

    2013-06-16
  • 2013-06-26

    浅羽通明『ナショナリズム 名著でたどる日思想入門』が文庫化(isbn:4480430512)。昨年やってた浅羽公開講座が再開というのでようやく読む。 ちなみに、2004年に旧版が出た当時の感想文はこちら。 なにしろ9年前の刊行だけに、各章末の「読書ノート」コーナーを中心にけっこう加筆されている。 たとえば、日の風景に対する愛着、愛郷心を論じた「第四章 ああ、日のどこかに――国土のナショナリズム」の章末では、志賀重昂が『日風景論』で展開した日の象徴としての富士山礼賛について述べていた。 文庫版ではこれに結びつけて、架空の戦後史を描いた矢作俊彦の小説『あ・じゃ・ぱん!』では、アメリカ軍の原爆投下で富士山が破壊されたことが作中での日人には大きな屈辱になっている点に言及。さらに、同じ図式がアニメ『コードギアス 反逆のルルーシュ』でも、他国の占領によって富士山が資源採掘のため削られた風景

    2013-06-26
  • 2012-05-30

    いつものように今さらなタイミングでの話。 「年収3000万円ある芸人の母親が生活保護を受けていた件」が随分と引っ張ってる模様。 芸人同様フリーランスで零細のわたしも到底自分の親を扶養する力などない。まあでも、一瞬とはいえ年収3000万円も得たら少しは親に仕送りしてやれよ、とは思う。が、この芸人氏自体のことはよく知らん。 ただ、自分の親族の実例をひとつ証言したい。 個人のプライバシーがあるゆえ詳細は伏せねばならんが、九州在住の親類に一人、さんざん親族に生活費をたかってる女性がいる。 彼女は若い頃に一度結婚して離婚後はすっぱり元の亭主や子供と縁を切り、ずっと一人で店をやっていたのだが……まあ商売が下手なのか、慢性的に金には困っている。傍観者としては自業自得に見えなくもない。しかし地元に住んでいる親類としては、彼女を見捨てて、その結果、困窮の末に死なれてしまっても寝覚めが悪い。 そんなわけで、わ

    2012-05-30
  • 2012-04-13

    先日、なぜかホモレイプされそうになる夢をみた、うげぇ。 不快な気分で目が醒めてから改めて気づいたことがある。わたしは10数年前に付き合わされたネットワークビジネス団体のことをいまだにしつこく嫌悪しているわけだが、レイプと宗教団体や悪徳商法の勧誘には、似たような要素があるな、と。 レイプと勧誘に共通するイヤな点、それは無理やり「関係を強制すること」だ。 これが相手から一方的に殴る蹴るなどの暴力を受けたとか、一方的に金銭を恐喝されたり搾取されたという場合なら、自分は純粋な被害者だと主張できる。 だが、相手から強引に性行為を迫られたとか、商品の購入や団体への入会を迫られた場合は、先方には「合意の上だった」という言い訳の余地がある。 レイプと勧誘が、普通の暴力や搾取と異なるのは、相手からの一方的被害ではなく、相手との間に、共有したくないものを無理やり共有させられる行為であるという点なのだ。 レイプ

    2012-04-13
    shimomurayoshiko
    shimomurayoshiko 2012/04/15
    この人の記事をいつも楽しく読んでいる。
  • 2011-11-01

    陰謀論は、手っ取り早く「自分が頭よくなった」ような気にさせてくれますからね。「自分以外みんなバカ」という承認欲求を満たしてくれる。「みんな」は騙されているけど、「自分」だけは知っている、と。 古市憲寿 若者はもっと「自己中」になって社会を変えろ http://news.livedoor.com/article/detail/5973806/ 古市憲寿『絶望の国の幸福な若者たち』(isbn:4062170655)を読む。 この手の社会学的分析というものは、時として、一見きちんと歴史的な資料や数字的なデータの裏づけがあるようで、実際はデータの母数設定やリサーチ対象の偏り、さらには筆者の意図的・選択的な抜き出しがありえる。だが、書はこの点にはかなり自覚的な方で、筆者の一個人的見解の部分は一応はっきりそう断ってある。 「今日よりも明日がよくならない」と思う時、人は「今が幸せ」と答えるのである。

    2011-11-01
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