7月4日、宇宙の創造に深く関わっていると見られる「ヒッグス粒子」をめぐり、欧州合同原子核研究所が「新たな粒子」を観測したとする映像を、正式な発表前にウェブサイトに誤って載せていたことが明らかに。ジュネーブ近郊で2006年11月撮影(2012年 ロイター/Denis Balibouse) [ロンドン 4日 ロイター] 宇宙の創造に深く関わっていると見られる「ヒッグス粒子」をめぐり、欧州合同原子核研究所(CERN)が「新たな粒子」を観測したとする映像を、正式な発表前にウェブサイトに誤って載せていたことが明らかになった。 CERNは4日に最新の研究結果を発表するとしていたが、技術上の問題で映像が流出したという。ただ、CERNは「新たな粒子」がヒッグス粒子であるとは認めておらず、最終的な研究結果は流出していないと述べた。