何事も起きるときは3つまとめて発生するとの言葉があるが、米国時間7月8日に、ニューヨーク証券取引所とUnited Airlines、The Wall Street Journal(WSJ)できわめて重要なオンラインシステムが相次いで機能停止し、この格言が正しいことが証明された。 コンピュータの不具合が原因で、ニューヨーク証券取引所では同日のおおよそ午前11時半から午後3時10分まで取引が停止された。また、全米を飛ぶすべてのUnited Airlines便は8日朝、ルーター1台の故障により発生した同社のコンピュータネットワークの障害により、米連邦航空局(FAA)により一時的に地上待機させられた。さらにこれらの障害の最中に、WSJのオンラインホームページがクラッシュし、1時間弱にわたって閲覧できなくなったが、原因はまだわかっていない。 Contrast Securityの最高技術責任者(CTO