着々と戦力を上積みし、スペイン、そしてCLで王座への再チャレンジを目論むアトレティコ・マドリー。シメオネ体制となって間もなく7年となる彼らの戦術アプローチを、Twitter上の動画解説が日本の戦術クラスタの間でも人気を博している『coachdogge』のヤコブセン氏に分析してもらった。 ディエゴ・シメオネがアトレティコ・マドリーに植え付けたスタイルは、14歳の時に名づけられた彼の愛称、チョロ(Cholo)から“チョリスモ”と呼ばれている。この“チョリスモ”はチームの組織的な指示と、個人的なスキルのバランスが取れたスタイルとして知られており、アトレティコの躍進をその哲学として支えてきた。18-19シーズンに挑む「曲者」は、すでに欧州の舞台でも決勝トーナメントの常連になっている。 プレッシング 伝家の宝刀になりつつある「獣の群れ」のように組織されたプレッシングは、チームにとって最大の武器であり
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