Cloud Native Kubernetes management and cloud-native solutions

Cloud Native Kubernetes management and cloud-native solutions
大人気TBSドラマ、「逃げるは恥だが役に立つ」でも話題になったインフラエンジニアという言葉ですが、今ではインターネットインフラを知らないまま開発をするのも難しい状況になっています。クラウドが一般化されたからといって単にリソースの調達が簡単になっただけで、つまりハードウェアの知識が無くても何とかやっていけるようになっただけであり、インフラの知識が要らなくなったなどということは全くなく、むしろdevopsの掛け声とともに、ソフトウェア開発者にインフラを見なければならない新たな責務が課せられたという、なかなか痺れる状況なのだろうと思います。 そういった中で、先日のさくらインターネットのAdvent Calendar最終日に「いまさら聞けないLinuxとメモリの基礎&vmstatの詳しい使い方」という記事を書かせて頂きましたが、今回はLinuxサーバの「負荷」と、ロードアベレージに関して、掘り下げ
2020年12月9日、CentOS Projectは、2029年5月31日までサポート予定だった「CentOS Linux(CentOS) 8」のサポートを2021年12月31日で終了すると発表しました。CentOS 7は予定通り2024年6月30日までサポートされる一方、CentOS 9はリリースしないとしています。 CentOS Projectは今後「CentOS Stream」というディストリビューションの開発に注力するとしていますが、これまでのCentOSが「Red Hat Enterprise Linux(RHEL)」のダウンストリームだったのに対して、CentOS StreamはRHELのアップストリームに相当するもので、その位置付けは異なります。これまでCentOSがエンタープライズにおいて商用本番OSとして採用されてきたのは、無料、オープンソースでありながら、RHELのダウ
新規開発の終了が発表された「CentOS」に代わる新しいRed Hat Enterprise Linux(RHEL)ベースのLinuxディストリビューションとして、「Rocky Linux」プロジェクトが正式に発足しました。Rocky LinuxのGitHubリポジトリも作成されており、本格的な開発が進められる見通しです。 Rocky Linux https://rockylinux.org/ja/ rocky-linux/rocky: Rocky Linux is a community enterprise Operating System designed to be 100% bug-for-bug compatible with Enterprise Linux created in response to the effective discontinuation of Cen
(注) 本記事は、Software Design 2020年6月号に掲載された「月刊Fedora Journal」初出の記事に修正を加えたものです。 Red Hat ソリューションアーキテクトの小島です。 Fedora系列の主要なLinux Distributionとしてよく名前が挙げられる、Fedora, CentOS, RHELに加えて、2019年9月に発表された新しいDistributionであるCentOS Streamの特徴や関係性をご紹介します。 Fedora系列の主要なLinux Distribution Fedora CentOS Stream CentOS Red Hat Enterprise Linux (RHEL) Red Hat Insights Red Hat Developer Program Red Hat Universal Base Images (UBI
シェルでデータ加工するときSEDをよく使いますが、その利用例と覚え書きです、参考になれば sedコマンドはLinux/Unix/BSD/OSXに標準で入っているので、Macの人なら覚えておくと捗るかも(Linuxとは少し違うのでそこは調べてね?) 当方の利用環境がRedhat系Linuxメインですので、微妙に書式が異なることがありますが、大体の書式は同じはずですので、そこは、ご容赦願います (4/15 ちょっと追加…) Windowsでもsed使いたいという人がいたので、ちょっと追記、以下のサイトからWindows用のバイナリを取得すれば、Windowsでもsedが使えます。WSLなどLinux環境を追加したくない、sedのコマンドだけほしい、PowerShellやプロンプトで使えればいいだけという人にお勧めです。 sed for Windows Site 使用例をいろいろ上げてみる '#
その前に、リチャード・ストールマンって誰よ?という人のためにざっくり紹介すると、フルネームをリチャード・マシュー・ストールマン (Richard Matthew Stallman) といい 伝説のプログラマフリーソフトウェア活動家GNUプロジェクトの創始者という、つまりはフリーソフトウェアの権化みたいな人。 そんな人が選ぶ Linux というわけなので、どれだけ自由なのかが伺え知れると思います。 で、今回紹介するきっかけになったのは、古い富士通のノート PC で音がでない Linux が多いため、当初は「古い富士通のノート PC で、音が出る Linux 」として調べ始めたのがきっかけ。 調べているタイミングで、最新版となる 9.0 がリリースされたので、だいぶ数少なくなってきた 32bit Linux の最新版の紹介を兼ねて今回取り上げて見ようと思いました。 そんな Trisqel GN
はじめに 昨今では1行につき、1つの JSON を出力する様なログファイル形式も珍しくはありません。 grep しやすい データベース化しやすい これらの理由で各所で多く使われています。僕も仕事で普通に使っているのですが、ある日突然そのログファイルを集計するスクリプトで以下の様なエラーが出始めました。
普段Webサーバを運用していて、めんどくさいトラブルのひとつに「Segmentation fault」があります。 あれー?なんか500エラーがでるなーなんて思ってログを見るとSegmentation faultになってるときは死にたくなります。 そもそもSegmentation faultはメモリ上にあるデータに対して不正が行われたときに起こるもので、 インフラエンジニアにとってはなかなか手がだせないところでもあります。 それでもなんとかして治さないといけないわけなので せめてどのプログラムが悪さしてるかどうかぐらいは調べ上げてみます。 apacheでのログ apache + mod_perl での環境です。 こんな感じでエラーがでます。 #tail error_log [notice] child pid 26028 exit signal Segmentation fault (11
systemdはCentOS 7やRed Hat Linuxで採用されているLinuxの起動処理やプロセス管理を行うためのしくみです。簡単にいうと、起動時にデーモンになってくれる起動設定ファイルのフォーマットです。 👽 systemdファイルのサンプルこちらはApache(httpd)のsystemdファイルのサンプルです。 # cat /usr/lib/systemd/system/httpd.service [Unit] Description=The Apache HTTP Server After=network.target remote-fs.target nss-lookup.target [Service] Type=notify EnvironmentFile=/etc/sysconfig/httpd ExecStart=/usr/sbin/httpd $OPTIONS
長時間起動したままのプロセスをKillする Cronで実行するスクリプトで実行時間が短いはずなのに長時間起動したままで終了していないプロセスがあり、プロセスが残っていた状態でメモリが使用率が増えるケースがありました。 1週間以上とか起動したままのプロセスを手動でKillしてましたが、いつもKillコマンドなので終了していたのを、ある一定上経過しているとKillしてくれるスクリプトを紹介します 長時間起動しているプロセス・スクリプトをKillするシェルスクリプト 長時間起動しているスクリプト・プロセスをKillするシェルスクリプトですが、Killする条件ですが下記の条件とします 自分自身のプロセスはKillしない 起動時間は一定以上のみKillする(下記のスクリプトでは10分以上の場合) 起動時間の取得方法ですがpsコマンドでもプロセスの起動時間を取得できますが、psコマンドのTIMEはCP
10年以上前の昔話であり、そんなこともあったのねという話。あるいはエンタープライズサポートってそんなことやってるのねという話。 カーネルメモリダンプLinuxカーネルをエンタープライズに使おうとした企業、富士通やIBM、日立といった企業がこぞってカーネルに入れようとした機能がカーネルがパニックした時に「なぜコケたのか」調べるための機能であった。その最たるものがメモリダンプだった。この機能はカーネルパニックが起きた後のメモリをディスクに吐き出す。この吐き出されたメモリイメージをダンプと呼び、これをデバッガに食わせて原因調査をする。 カーネルデベロッパはパニックが起きたら再現条件を探して理詰めでバグを探すのが得意だが、顧客先でパニックが起きたら「再現させてくれ」とは中々言えないのでこの機能はサポートには重要だった。そして、ダンプ調査の技を持つエンジニアも居た。 地雷型メモリ破壊パニック色々と調
LinuxディストリビューションやmacOSなどでroot権限を使用するために使われるsudoコマンドに脆弱性が存在することが、「Buffer overflow when pwfeedback is set in sudoers」において伝えられた。 脆弱性が存在するとされるバージョンが公開された日から換算すると、10年以上にわたり、この脆弱性が存在していたことになる。 Buffer overflow when pwfeedback is set in sudoers 脆弱性が存在するとされるバージョンは次のとおり。 sudo 1.7.1から1.8.30までのバージョン 脆弱性は次のバージョンで修正したとされている。 sudo 1.8.31 sudoはデフォルトではパスワードの入力時にターミナルに何も表示しない。pwfeedbackはパスワード入力時に視覚的なフィードバックとしてアスタリス
2020年はWindowsとLinuxの年になるかも 2020年5月か6月にはWindows Terminalも正式版がリリースされるだろう。WSL(Windows Subsystem for Linux)も次のフィーチャーアップデートでWSL2の導入が予定されている。第2四半期にはWindowsでLinuxを実行するための環境がバージョンアップすることになり、2020年はWindowsにとってLinuxが躍進する年になりそうである。 そこで今回は、Windows 10で簡単に導入できるLinuxディストリビューションを簡単にまとめておこう。 MicrosoftがLinuxのサポートを推進することに疑問を感じる人もいるかもしれないが、Microsoftの戦略を踏まえると不思議なことではない。 Microsoftは収益の主軸をクラウドへ移しつつあり、Linuxのサポートを進めることは、クラウ
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