標準偏差とは、データのバラツキの度合いを表す指標です。 標準偏差は、「各データが平均値から平均的に標準偏差の分だけ離れている」ことを表現していて、平均値100で標準偏差が20の場合、「平均値100に対して各データのばらつきの平均は20である」ことを表します。 標準偏差が大きいほどデータ同士のバラツキが大きく、標準偏差小さいほどデータ同士のバラツキが小さいことになります。 たとえば、左の図と右の図を比較すると、平均値は同じですが、バラツキ度合いが異なるのが見た目にもわかります。 左図はバラツキ小さい=標準偏差が小さくなり、右図はバラツキが大きい=標準偏差が大きくなります。 このように、平均値が同じであっても、母集団のバラツキ度合いによって標準偏差は変わってくるのです。 この記事では、その標準偏差の計算式・求め方、標準偏差とリスクとの関係などを解説していきます。 加えて、標準偏差と関係が深く、