最近、プラズマテレビに逆風が吹いている感がある。 発端は、昨年末の「ソニーのプラズマ撤退報道」だろう。それが引き金となったかのように「40インチ以上はSED(Surface-conduction Electron-emitter Display)に傾注」との姿勢を見せる東芝、「大画面ではリアプロTVのラインアップを拡充」とする三菱電機など、プラズマ市場から事実上撤退するメーカーが相次いでいる。また、PDPを主力事業とするパイオニアの不振も不安材料の1つだ。 一方、“薄型テレビのライバル”である液晶テレビは好調で、第7世代の大型パネルを狙うS-LCD(ソニーと韓国Samsung Electronicsの液晶合弁会社)がいよいよ出荷するというニュースが飛び込んできたり、液晶事業の好調で過去最高決算を記録したシャープは、いよいよ65V型の商品化の声も聞こえてくるなど鼻息も荒い。店頭でも、明所コン
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