ネットを眺めていてふと気付いた。 現在、日本のメディア上では、ネットであれテレビであれ「バッシングを公認されるような過失・落度のある相手は、どれだけ叩いても構わない。その際、相手がどうなるかは配慮しなくて構わない。それが社会だ」という風景がリピート再生されている。なにか不祥事や事故があったら、法的責任が問われるだけでなく、責任者は罵倒され、土下座させられる。法的責任を追求するのとは別に、“感情を納得させる”ために罵倒すること・土下座させることを、社会正義とみなすような空気ができあがっている。もちろん、そうした罵倒や土下座に警察が口出しをすることはないし、マスメディアも何食わぬ顔で報道する*1。バッシングが公認される大義名分がある限り、責任者が唾を吐きかけられてもしようがないよねー、という不文律ができているらしい。 インターネット上での“炎上”も似ている。失言・過失・違法行為があったと判明し
最近、日本経済新聞電子版に掲載された中村邦夫パナソニック前会長の言葉に、私はある衝撃を受けました。そして思い出したことは、日本の電機メーカーでの伝統的なソフトウエアの軽視、というより「ソフト嫌い」の伝統です。 この言葉が出てくる記事は、2012年7月2日掲載の「『さらばパナソニック』知られざるカリスマの胸中」です。経営の第一線を退く中村邦夫前会長へのインタビューに基づく記事で、その中にこんな言葉が出てきます。 僕はね、電機業界にはITという隕石(いんせき)みたいなんが落ちてきたんやと、今でもそう思うとるんですわ。 この言葉は、三洋電機の買収(2008年〜2009年)の是非に関する文脈の中で出てくる言葉です。そして、次のように続きます。 ライフスタイルも何もすべてを変えてしまったからね。デジタル化の波が急激にやってきて、われわれのようなメーカーは、さてどうするかと考えねばならなくなった。 こ
紺野慎一 @dragonsblue 【お知らせ】来週の今日、7月6日(金)13:00から電子出版EXPOはトッパン・ブース内で、京極夏彦さん(小説家)唐木厚さん(講談社)と鼎談します。タイトルは『小説家、編集者視点での電子出版の展望』です。無料です。トッパン・ブースに是非お越しください! 2012-06-29 14:53:26 登場人物 京極夏彦 作家 唐木厚 講談社運営責任者新事業プロジェクト部長 講談社ノベルス担当時代に京極夏彦の持ち込み原稿を受け取ったことで有名 紺野慎一 凸版印刷社員 講談社の本によくフォントディレクターとして名前がある。京極氏とは過去に「次世代DTPワークフロー 勝利の新システム」でも組んで仕事をしている トークショー開始
虚構新聞読者のみなさま、こんにちは。虚構新聞社主のUKと申します。平素は本紙「虚構新聞」をご購読いただきありがとうございます。 この部屋は虚構新聞本社ビル7階にある会議室です。この部屋から日夜虚構記事の執筆と配信を行っています。2004年にまでさかのぼる虚構新聞の創刊もこの会議室で決まりました。後ろの額の中に書いてある「虚構」は、昨年社主が書いたもので、本紙の理念を表す重要な言葉です。 さて、今回初の試みとなる「虚構新聞ダイレクト」では、本紙読者の親睦会「虚構新聞友の会」の発足と、会員募集、ならびに有料メルマガ「会報」について、社主UK自らが語る形で、直接みなさまに情報をお届けすることにしました。 2004年に始まった本紙「虚構新聞」は、これまで社主UKが一人で記事執筆・運営をしてまいりました。以来8年にわたりこの事業を続けるなかで、おかげさまでネット上でおおむね好評を得るとともに、最近で
ブログ パスワード認証 閲覧するには管理人が設定した パスワードの入力が必要です。 管理人からのメッセージ 閲覧パスワード Copyright © since 1999 FC2 inc. All Rights Reserved.
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く