トヨタ自動車は、「ヴィッツ」など13の種類の乗用車で、走行中に運転席のシートが動くおそれがある不具合などが見つかったとして、108万台余りのリコールを国に届け出ました。 対象は、トヨタの「ヴィッツ」や「ラクティス」など12の車種と、トヨタが製造し富士重工業が販売する「トレジア」の合わせて108万台余りです。海外輸出分を含めると27車種、およそ640万台に上るということです。 製造期間は、車種によって異なりますが、平成16年10月から去年8月までです。 国土交通省によりますと、これらの車では5つの不具合が見つかっていて、このうちヴィッツなど4つの車種では、運転席のシートを固定するバネの強度が不足しているため、座席の位置を頻繁に調整をするとバネが折れ、最悪の場合には走行中に座席が動くおそれがあるということです。 このほか、エンジンを動かすためのモーターの部品に不具合がある車もあり、最悪の場合、