中国地方5県のダムで配布している「ダムカード」を集めると、「中国地方ダムマニア」と認定する“制度”を、国土交通省中国地方整備局が始めた。集めた枚数により初級~超級の4段階がある。同整備局は「認定を目指してさまざまなダムを訪れ、水利や治水、発電といったダムの役割に理解を深めてほしい」と期待を寄せる。 カードは国などが管理するダムで、管理所の来訪者に配られる。平成19年度に作成されたのが始まりで、徐々に県管理などのダムにも広まった。中国地方の県管理ダムでは、広島県と山口県で21年度から、岡山県では25年度から、島根、鳥取両県でも今年度から発行されている。 カードのサイズや体裁は統一され、6・3センチ×8・8センチ。表にダムの全景写真、裏に所在地や水系、型式、高さ、貯水量などのデータや特徴が書いてある。 カードを発行しているダムは今年4月現在、全国で347カ所。中国地方では54カ所で、うち11カ
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