新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、大会の組織委員会は、自転車やマラソンなどの公道で行われる競技について、沿道での観戦の自粛を呼びかけています。 このうちBMXを除いて静岡県を主な会場として行われる自転車競技。静岡県内の3つの会場ではいずれも有観客で競技が開催され、ロードレースは今大会初めて公道を使った競技となりました。 取材を進めると東京オリンピックの最重要課題とされる感染対策の難しさが見えてきました。 公道での規制の難しさ 大会2日目に行われた自転車の男子個人ロードレース。 東京 府中市の「武蔵野の森公園」をスタートし神奈川県、山梨県も通って静岡県の「富士スピードウェイ」でフィニッシュする244キロのコースで行われました。もちろんそのほとんどは公道です。 スタート前、コース上の多摩市の交差点を訪れると競技を一目見ようと、すでに多くの人が集まっていました。事前に大会の組織委員会は沿道で
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