「7割当たる人」など存在しない 最近、講演会などで話をした後に、個々の聴衆の方からいろいろな質問を個別に受けることが多いが、その中でも割と多いのが、「いろんな商品に投資しているが、誰の予想がよく当たりますか?」というものだ。 この質問に対して、まず筆者は、『「よく当たる」というのは、どの程度の確率で当たることを意味しているのですか?』と逆に質問させていただく(質問に対して質問を返すのはよくないことだが)。 そうすると、大体の方が、「7割くらい当たる人」と答えるのだが、筆者はこれをうけて、「予想が7割方当たる人は世の中には存在しないと思います。万が一、存在している場合には、他人にその予想を伝えることはなく、自分ひとりでかなり儲けているのだと思いますよ」と答えるようにしている。 それだけでは役に立つ情報にはならないので、 (1)かなり良く当たる人でもせいぜい6割くらいの的中率ではないか、 (2
![為替や株価が「理論通りに動かない…」と嘆く人に伝えたいこと(安達 誠司) @moneygendai](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/4406d86553bf85478d939b17c71727a078dcd0b5/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fgendai-m.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F9%2Fb%2F1200m%2Fimg_9b753cd470204a5c53c95945bd15105a275105.jpg)