田中公平のブログ My Quest for Beauty 作曲家、歌手でもある田中公平のブログ。すべてはココロに響く曲を作り出すために、日々努力しております。 音楽業界では、ある歌手の次の曲を決める上において、 良く『コンペ』と言う方法を使います。 これは、その一つの企画に対して、複数の曲の中からそれに相応しい楽曲を 選ぶと言う方法です。 このところ、なんでもかんでもこのコンペが多い。 ある事務所のコンペなど、100~200曲も一つの企画で集めているらしい。 我々作家もこのコンペに勝ち残らないと、お仕事にならないのです。 そして、このコンペの酷いところは、曲が採用にならないとそのデモテープに対して 一銭のお金も出ない所。 つまり、採用されないと、ただ働きと言う事なのです。 採用されたからと言って、作曲料などは発生しないので、もし全然CDのセールスが 悪ければ、これもただ働きに近い事になりま
HMV渋谷閉店にまつわる僕の見解 連日、大きく報道されていたのでご案内だとは思いますが、先日、HMV渋谷店が閉店しました。 CDが売れない時代になった。 配信に小売店が押されはじめた。 アマゾンが販売をほぼ独占し始めた。 そして、ユーザーの音楽への接し方が変わってきた。 そんな事が、今回の閉店の理由として、説明するメディアが多かった。 いや、ほぼすべてが、それらを理由としていただろう。 ご存知、HMV渋谷は、90年代のある一時期には文化発信基地としての役割を担い、そこからは渋谷系と呼ばれる音楽を世に広めたりした功績を残した。ブームの中心にいつもいるお店だった事は、確かだ。 僕も、この店には通い詰めた。80年代中盤はタワーレコード渋谷店と、LOFTの一階にあったWAVE渋谷店が輸入盤という存在を一般的にした。そこは、外国の香りでいっぱいだった。 80年代後半は、六本木WAVEが知られざる世界
大人気アニメ「けいおん!」シリーズは特別な存在だ。DVDなどソフトが大ヒットしただけでなく、声優が歌うさまざまな曲がランキングの上位を独占、音楽業界に衝撃を与えた。この人気は継続するのか。業界の救世主になるのか。ポニーキャニオンの桐畑敏春社長に聞いた。 ――TBS系で放送された「けいおん!」、続編「けいおん!!」ともにオープニング曲とエンディング曲のCDセールスがそれぞれ20万枚、ネットの有料版ではそれぞれ50万ダウンロードとすごいヒットになりました。 海外での人気をどうセールスにつなげていくか 桐畑 アニメに関して言えば「けいおん!」から続編「けいおん!!」になり、ますます人気が高くなっている感じですね。実は、アニメの2期(続編)については、1期同様に人気となるのかどうか不安だったんです。1期の放送で当時の原作にあるストーリーは殆ど使われてしまい、2期はアニメオリジナルのストーリーを加え
音楽業界内で、マネジメント事務所の存在感が増しているという。バンドや歌手といえば、これまでは所属するレコード会社名をつけて「ソニーの○○」などと呼ばれることが一般的であった。しかし最近では、レコード会社よりも、事務所の名を冠して呼ばれることが増えているそうだ。 数あるマネジメント事務所の中でも、ここ数年で急成長を遂げているのが、仙台に拠点を置く「エドワードリミテッド」だ。同事務所には、モンキーマジックのほか、キマグレン、GReeeeNなどが所属。いずれも、短期間で人気アーティストの仲間入りを果たしている。 「エドワードリミテッドの場合、所属アーティストのほとんどがヒットを出しており、これは業界内で驚異的な実績と見られています。マネジメント界では従来、 “一つの人気グループに、多数の売れないアーティストがぶら下がっている”のが一般的でしたからね。同社は、現在最も宣伝力のあるといわれるエイベッ
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