前のエントリ [srad.jp] の続きのようなものですが、4月10日の朝日新聞朝刊文化面に、元文化庁文化部長で映画評論家の寺脇研氏が『映画「靖国」問題を考える 「中立」追及は本末転倒』という一文を寄せています。 まあ、寺脇研氏といえば「ゆとり教育」の文科省の宣伝塔だった方ですが、大学在学中からキネマ旬報に投稿するなど、映画に関してはなかなかのキャリアと識見をお持ちの人です。 やんぬるかな……。映画「靖国」問題に対するわたしの感想は、この一語に尽きる。映画などの文化芸術に公費で助成を行うことの難しさが、はしなくも露呈したのである。