『たまこラブストーリー』観て来ました。予告編などで示唆されていた通り、この映画はTVアニメ版の『たまこまーけっと』とはガラリと雰囲気が変わって、もち蔵とたまことの青春ラブコメが展開されていました。今回の映画を簡単に要約すれば、「変わる」という事を怖れて、相手の想いを「受け取る」ことも、自分の想いを「伝える」ことも上手く出来ずにいたたまこが、周囲の人と接する中で次第に変化を受け入れて行き、最後に自分の想いを伝えるまでを描いたストーリーだと言えると思います。 変わってしまうことに対する恐怖 たまこはこれまで、自分の想いを「伝える」ということをあまりしてきませんでした。TV版のたまこはあくまでも聞き手、受け取る側として描かれているように思います。もちろん頭の中では色々と葛藤はあるんですが、結局それをはっきり伝えることはしていない。周りの人がぶつけてくるメッセージを受信する中で、その葛藤が解消され