タグ

ブックマーク / www.cyzo.com (135)

  • 民主党政権でどう変わる? 児童ポルノ法改正のゆくえ(後編)

    ■前編はこちらから 巨大与党となった民主党案の出来は? では、日ユニセフ協会が「準児童ポルノ」と呼ぶ、「被写体が実在するか否かを問わず、18歳未満の児童の性的な姿態や虐待などを写実的に描写したもの」、すなわちアニメ、マンガ、ゲームなどの二次元の創作物に関する規制についてはどうだろうか? 「あれは彼ら(日ユニセフ協会)が勝手にそう呼んでいるにすぎないもので、法案にはそんな言葉もありません。重要なのは、実在の児童を被写体とするものと、そうでないものを区別して考えることです。実在の児童が被写体になっていないものについては、僕は規制する必要はないと考えています。現行法上、わいせつに類するものは刑法175条で摘発されるものもありますが、児童ポルノ法とは分けて考えなければなりません。二次元の創作物には被害者がいないのですから」

    民主党政権でどう変わる? 児童ポルノ法改正のゆくえ(後編)
  • 民主党政権でどう変わる? 児童ポルノ法改正のゆくえ(前編)

    先の国会での改正審議が引き金となって、推進派、反対・慎重派、そしてアグネス・チャンなどが、児童ポルノ法をめぐり侃々諤々の議論を繰り広げている。この問題のエキスパートである山口貴士弁護士への取材を中心に、民主政権以後の動きを探る。 衆院選と政権交代の喧騒で忘れられがちだが、昨年から今夏にかけて、ネットを中心に飛び交っていた大きな話題がある。児童ポルノ法(正式名称は「児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律」)改正をめぐる議論である。 6月26日の衆院法務委員会では、日ユニセフ協会大使のアグネス・チャンが参考人質疑で登場し、涙ながらのパフォーマンスで改正を強く訴えた一幕を覚えている読者も多いだろう。ただ、結論からいうと、このとき提出された自民・公明党、民主党それぞれの改正案は衆議院解散とともに廃案になり、現行法のまま変化はない。しかし、政権交代が実現した今、これから

    民主党政権でどう変わる? 児童ポルノ法改正のゆくえ(前編)
  • いよいよ最終回!『東京マグニチュード8.0』が描いたリアル(後編)

    前編はこちらから。 ★この記事には重要なネタばれが含まれています。第10話未視聴の方はご注意ください。 ──そもそも「ただ帰るだけで物語になるのか」という根的な不安はなかったんですか? 橘 ああ、ありましたね。だからプロット作りには時間をかけました。どういうふうにドラマの山を作るのかをセッションして、いまのかたちに落ち着くまでに3ヶ月くらいかかりました。 南 地震そのものではなく、地震の後の物語だからドラマはあくまでも人間を描くことですよね。余震で物語を引っ張るのも前半で精一杯だったよね。 橘 そうですね。回を追うとどうしても、地震で何かが崩れることに慣れてきてしまう。早い段階で大きい建物を壊して、そこからドラマで大きなうねりを作っていこうという感じになりました。 ──現象としての物理的な破壊から、ドラマは精神的な面に移っていく。転換点としては5話の老夫婦かと思ったんですが。 橘 ぼくの

    いよいよ最終回!『東京マグニチュード8.0』が描いたリアル(後編)
  • いよいよ最終回!『東京マグニチュード8.0』が描いたリアル(前編)

    「ノイタミナという枠がなかったら、『M8』は作れなかったかもしれない」そう、社長も橘監督も声を揃える。 ★この記事には重要なネタばれが含まれています。第10話未視聴の方はご注意ください。 高名な原作ナシの完全オリジナル作品。中1の姉・未来と小3の弟・悠貴、そして女手ひとつで5歳の娘を育てるバイク便ライダー・真理の3人が、大地震に遭遇した東京・お台場から世田谷区に戻るまでの数日間を描いた「地味」なアニメーションには、大暴れする巨大ロボットや、いかにも「萌え」といったテンプレート式のキャラクターは出てこない。だが、初回放送は午前1時00分からの放送にもかかわらず、視聴率はフジテレビ・ノイタミナ枠第1話視聴率史上1位の5.8%を記録した。 回を追うごとに、見る者の胃がキリキリと締め上げられるような展開。悠貴君の生死をめぐっては、日のみならず海外のネット掲示板までもが紛糾した。ディザスター・フィ

    いよいよ最終回!『東京マグニチュード8.0』が描いたリアル(前編)
  • 『ブラよろ』佐藤秀峰 有料公開で1日10万円売上!”脱・出版社”へ加速

    『海猿』『ブラックジャックによろしく』で知られるマンガ家・佐藤秀峰が公式ホームページで自身の作品のオンラインコミックの有料配信を開始。9月7日の公開初日は「1日で、約10万円の収益がありました」と報告した。 ホームページで編集部とのギャラ交渉や『ブラックジャックによろしく』の「モーニング」(講談社)から「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)への電撃移籍の真相などを暴露してきた佐藤が、マンガを自ら”金”に換えるシステムを構築。今後は、佐藤のシステムを使ってほかのマンガ家の作品も公開する予定で、マンガ家の”脱・出版社”の決定的な兆候となっている。 周辺事情を知るある出版社の編集者は次のように明かした。 「佐藤さんは、公式サイトに公開しているマンガで出版社との原稿料の増額をめぐる交渉、作品の二次使用の無断許可、『ブラックジャックによろしく』連載時のモーニング編集部によるセリフの無断改変などをぶっ

    『ブラよろ』佐藤秀峰 有料公開で1日10万円売上!”脱・出版社”へ加速
  • 不甲斐ない大人たち上等! 現役高校生が作るカルチャー誌「LIKTEN」

    表紙を開けば、原稿用紙に殴り書きの創刊表明。教育者へのインタビューや麻生首相の風刺画、大きくベロを出した女子高生の証明写真などが載り、とにかく大人や社会に対して反抗心むき出しの誌面……。なんとこの雑誌「LIKTEN(リキテン)」は、編集部が全員現役高校生。取材やデザイン、書店営業に至るまで、すべて高校生だけで運営しているのだという。ケータイばかりを弄んでいるとおぼしき若い子が、雑誌に興味を向けてくれているのは、雑誌に携わる身としてうれしい限りだが……。どんな思いがあるのか、編集長の小田明志氏に話を聞いた。 「まず、ぼくらを子どもとしてしか見てない大人に言いたいことがいっぱいあって。ゆとり教育とかの教育法みたいのも、ぼくらのための法律なのに、大人たちが勝手に決めていくじゃないですか。今売ってる雑誌にしたって、広告主とかの顔色を伺ったものばかりで、おもしろいものがあんまりなくて。誰が読むんだ?

    不甲斐ない大人たち上等! 現役高校生が作るカルチャー誌「LIKTEN」
  • 米国との衝突、党内内紛……民主党政権の「キケンすぎる未来」(後編)

    ■前編はこちら C 「日米安保条約を結んでいるのだから、米国が日を守るように、その反対も約束すべき。軍隊が出せないなら、在日米軍に基地を提供したり、年間2000億円もの思いやり予算を米軍に出すのは当たり前」。米国メディアがこう攻めてくるわけですね。 B 鳩山の祖父・鳩山一郎元首相は、対米追従を改め、共産圏とも等しく付き合う「自主外交」の提唱者だった。戦後60年たっても東京に横田基地が居座り、今も沖縄島面積の約2割を米軍基地が占有したまま。それを許す地位協定の見直しこそ、新たな日米関係に欠かせないというのが現執行部の考え。民主党には、旧社会党の流れをくむ”反米左派”も多いからね。 A 7月下旬に民主がマニフェストを発表した途端、在日米軍のライス司令官が記者会見して、「日米地位協定の見直しは必要ない」とけん制している。 B すでに在日米国大使館が民主党部のスタッフに非公式に接近し、これま

    米国との衝突、党内内紛……民主党政権の「キケンすぎる未来」(後編)
  • 米国との衝突、党内内紛……民主党政権の「キケンすぎる未来」(前編)

    今月末に迫った衆議院総選挙。民主党が政権を奪取することが、ほぼ確実視されている。だが、このラディカルな変化は、さまざまな事態を生むのではないか? 民主党政権誕生時に起こるであろう混乱を、全国紙政治デスク(A)、全国紙野党担当キャップ(B)、民放政治部記者(C)が予測する A 民主党政権誕生は確実そうだね。 B そうなると、我々メディアの状況も変わる。官邸にも、鳩山由紀夫代表たちにい込んだ野党担当記者たちが続々と詰めることになり、番記者体制も総入れ替えになる。 C 自民党の選挙広報は確かに代理店Dだから、ライバル会社にすがる気持ちはわからないわけじゃないけど。西松建設事件で党がつぶれるかもしれないときに、広告会社はないよなぁ。 A これまで「自民=D=新聞・テレビ」という構図だったけど、民主党に変わるとメディアのコントロールはどうなると思う? B しばらく民主党政権とは、ぎくしゃくするん

    米国との衝突、党内内紛……民主党政権の「キケンすぎる未来」(前編)
  • ハチは”失われた少年時代”のアイコン  ハリウッド版『HACHI』に涙腺崩壊!

    オリジナル版を遥かに上回る感動作となった『HACHI 約束の犬』。 飼い主のパーカーを待つという行為は、ハチにとって最大の愛情表現な のだ。秋田犬のストイックな表情を愛犬家のリチャード・ギアは「まる で禅僧のよう」と語っている。(C)Hachiko,LLC 87年の大ヒット映画『ハチ公物語』が米国版『HACHI 約束の犬』となり、逆輸入公開される。動物もの、人気作のリメイクと知っていぶかしむ人もいるだろう。確かに”犬の十戒”ブームに乗じて製作された『犬と私の10の約束』(08)は”犬の十戒”を守れない人間の身勝手さが目に余る、犬にとっては悲惨な映画だった。しかし、作は犬好きな少年の成長を描いた感動作『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』(85)で人気を博したラッセ・ハルストレム監督によって、犬と人間との根源的なパートナーシップについて掘り下げた、”ひとりの人を想い続ける”幸福な犬の物語となって

    ハチは”失われた少年時代”のアイコン  ハリウッド版『HACHI』に涙腺崩壊!
  • 印刷業界はもうダメだ!? 近頃大日本印刷がお盛んなワケ

    長らく、業界全体が致命的な不況に陥っている印刷業。いち早く生存をかけて、2トップたる大日印刷と凸版印刷は数多くの新規事業に手を出している。その他中小の印刷会社は、それに置いてけぼりをらっている状況だ。業界の存亡危機に、特効薬はあるのか? 今年5月、大日印刷(以下、DNP)が中古書販売最大手のブックオフへの出資を決め、出版業界に大きな衝撃が走った。同社は昨年には大手書店の丸善、ジュンク堂、取次会社の図書流通センターを次々に子会社化しており、その動向はいま、各所に波紋を広げている。DNPといえば、凸版印刷(以下、凸版)と並ぶ印刷業界の2強のひとつ。創業から110年以上にわたり業界をリードしてきた雄だが、今年3月期には上場以来初の最終赤字に転落した。ブックオフへの出資はその直後に発表されたが、同社は長きに渡って出版業界の目の敵だった新古書店。それだけに、DNPの真意は読めず、業界関係者たち

    印刷業界はもうダメだ!? 近頃大日本印刷がお盛んなワケ
  • グーグル「ブック検索」拒否が”書籍を殺す”とわからない人々(後編)

    ■前編はこちら 検索できない情報は「死んだ情報」同然 そもそもブック検索によって、どういう利益不利益が生まれるのかをきちんと捉えておくべきだ。書籍の読者から見れば、不利益などひとつもない。 このインターネット時代にあって、検索できない情報は、もはや生きた情報とはいえない。ネットの普及によって、情報は検索できるのが当たり前になった。ウェブサイトやブログ、新聞記事、動画、音楽など、ありとあらゆるコンテンツを我々は検索システムによって探し出し、楽しんでいる。 だがこれまで、書籍の内容だけは検索が不可能だった。Amazon.co.jpでは「なか見!検索」という全文検索サービスを提供しているが、これに応じている出版社はごくわずかで、日で刊行されている大半の書籍は全文検索ができない状態だ。 「プレミアサイゾー」で続きを読む

    グーグル「ブック検索」拒否が”書籍を殺す”とわからない人々(後編)
  • グーグル「ブック検索」拒否が”書籍を殺す”とわからない人々(前編)

    黒船を打ち払うか、手を結ぶか、それが問題だ! ……でも開国しない理由もないのでは? (イラスト=黒木知希) グーグル推し進めている、書籍の全文検索サービス「ブック検索」に、日の一部の著作権者たちが、過剰ともいえる拒否反応を示している。同サービスの普及によって、書籍を取り巻く状況は、当に彼らが危惧するような悪影響を受けるのだろうか? 書籍の全文が検索できるようになるグーグルの新サービス「ブック検索」に対して、日の著作権団体が激しく反発している。 いわく「日の著作権者の意見が無視されている」「なぜアメリカの法律に従わなければならないのか」「書籍の販売が難しくなる」「作家や出版社の利益にならない」「なぜ私企業が勝手にやるのか。公的機関に任せるべきだ」等々――。 はっきり言ってしまえば、こうした反発の大半はバカバカしく、無意味だ。なぜそう言えるのかを、これから説明していこう。

    グーグル「ブック検索」拒否が”書籍を殺す”とわからない人々(前編)
  • 動画サイト戦争は淘汰の時代へ 勝者はYouTubeかニコ動か?

    ニワンゴ取締役のひろゆき。最近は、夏野氏との 対談講演などで、一時よりも表に姿を表すように なっている。 YouTubeの台頭以降、新たなネットビジネスの金脈と見て多数の企業が参入した、動画サイト事業。しかし今ではサービスの停止、事業の縮小、事業の売却をするサイトが出てきた。生き残りを懸けて各社必死なこの業界、最後に笑うのはYouTubeかニコ動か、それとも意外な伏兵か!? 05年末のYouTube(現グーグル)誕生と爆発的な急成長を受け、日でもわずか数年のうちに、雨後の竹の子のように増殖した動画共有サイト。 だが日国内だけで月間2000万人以上のユーザーを集める”王者”YouTubeですら、09年の赤字は世界で4億7000万ドルに達すると見込まれているほか、平均月間利用時間ではYouTubeをしのぐ、国内動画共有サイトの雄・ニコニコ動画(ニワンゴ/以下、ニコ動)もサービス開始以来赤字

    動画サイト戦争は淘汰の時代へ 勝者はYouTubeかニコ動か?
  • 「同じことばっかりやってて、面白い?」細田守が”家族肯定”に挑んだ理由

    2006年、アニメ映画『時をかける少女』が異例のヒットとなり、宮崎駿や押井守といった「大御所」たちの次世代を担うアニメ作家として注目を浴びた細田守監督。その彼の、満を持しての新作『サマーウォーズ』が、8月1日から全国公開される。前作以上に現代の時代性を見据えた、同作のオープンかつラディカルな挑戦とは? ──作品を拝見して、まずインパクトがあったのが、物語の舞台が長野県上田市だったことでした。同地はちょうど「歴女」ブームなどに乗って真田幸村の故郷として注目されてきているので、面白い符合だなと思ったんですが、なぜ上田だったのでしょうか? 「プレミアサイゾー」で続きを読む

    「同じことばっかりやってて、面白い?」細田守が”家族肯定”に挑んだ理由
  • 1週間で1年分売れる!? アニメ『けいおん!』経済効果を徹底検証(後編)

    ■前編はこちら 前述の山野楽器銀座店は「入荷後、即完売するという状況です。時には1週間で例年の1年分の数が売れることもあります」とコメント。また『けいおん!』のPOPで各キャラクター使用モデルをディスプレイしているイシバシ楽器店渋谷店も、「メーカーから仕入れられるだけ仕入れても、すぐに売れてしまうという状況です」と、『けいおん!』熱を客単価レベルで実感しているようだ。 「4~5月の、左利き用を含む『JB62』の売り上げは、例年の50%増。同シリーズの上位機種に関してはいずれも10~20%増となっています」と、神田商会の担当者は語っている。さらにこうも語った。 「今回のブームは一過性のものとせずに、ぜひとも定着させていきたいと思っています。例えばガールズ・バンドのイベント開催、可能であるならば、シグネイチャーモデルの発売など、『けいおん!』で火がついた楽器ブームを盛り上げていきたいと思っ

    1週間で1年分売れる!? アニメ『けいおん!』経済効果を徹底検証(後編)
  • 1週間で1年分売れる!? アニメ『けいおん!』経済効果を徹底検証(前編)

    サイトでも既報の通り(記事参照)、”異常人気”を誇るTBS系テレビアニメ『けいおん!』が、その勢力を維持したまま放送各地で最終13話を迎えつつある。人気のバロメータは音楽CDの売り上げだ。高校の軽音楽部を舞台に学園祭のライブを目指すストーリーとあって、主題歌、劇中歌、キャラクターソングCDを連発しているが、いずれもオリコンチャート上位を賑わせている。 公式グッズの定番ともいえるCDだけでなく、作中でキャラクターが使用する実在の小物までもがファンの注目を浴び、売り上げを伸ばしているという。各回放映直後に「澪(ヒロインのひとり)が持っていたピンクのバッグはTommy Hilfigerだ」などという調子で特定し、購入に走る現象が続いているのだ。 6月に入って動きが活発なのは、作中でドラム担当のヒロイン・田井中律が愛用しているLAMYの「サファリペンシル イエロー L118」。小売価格は2,62

    1週間で1年分売れる!? アニメ『けいおん!』経済効果を徹底検証(前編)
    shinchu
    shinchu 2009/06/26
    この特需もずっと続くといいが…
  • 視聴率崩壊、大幅改変も失敗……TBSはもう「何をやってもダメ」なのか

    もう、何をやればいいのか、完全に分からなくなっちゃっているのではないだろうか。これまで複数報道されている通り、TBSの凋落が止まらない。 4月に、7時台に報道番組『総力報道! THE NEWS』をスタートさせることを筆頭に、昼には帯番組『ひるおび!』がスタート、ゴールデンの人気バラエティも枠移動という、TBSの大幅改編だったが、6月現在の状況では、完全に失敗としかいえない状況が続いている。 改編早々の4月9日、ありえない事態が起こった。 その日の全番組の視聴率が、すべてヒトケタを記録してしまったのである。しかも、その日の最高視聴率7.2%を記録したのが、『水戸黄門』の夕方の再放送だった。9日以降も、14日、15日、22日と、全日ヒトケタの日が続く。 そして6月3日。これも一部で話題を集めたが、もともと低視聴率だった関口宏の番組『水曜ノンフィクション 関口宏のモトをたどれば』が、夜8時台とい

    視聴率崩壊、大幅改変も失敗……TBSはもう「何をやってもダメ」なのか
    shinchu
    shinchu 2009/06/24
    TBSが本当に死にそうな件
  • 『ちびくろサンボ』を殺したのは抗議事件か、メディア自身か

    長い間マスメディアの中に存在してきた、差別的ともとれる表現をめぐるタブー。しかし、メディア側の過剰ともいえる自主規制の結果か、近年では大きな問題に発展することも少なくなってきている。かつてマスメディアのあり方に一石を投じたあの団体は、今どうなっているのだろうか? * * * マスメディアがその活動において最も気を使うのは、差別的とされる表現や、人権侵害にあたる表現だ。これまでに、テレビから新聞、ラジオ、出版まであらゆるメディアが、差別や思想・信条などにかかわる表現にからんで、各種団体からの抗議を数多く受けてきた。出版業界でいえば、1988年に起こった『ちびくろサンボ』(岩波書店ほか)の絶版が有名だろう。黒人差別の根絶を目指すとする人権団体「黒人差別をなくす会」からの、タイトルや挿絵が黒人差別を助長するとの抗議をきっかけに、岩波書店が絶版を決定した事件だ。 この件で抗議をした「黒人差別をなく

    『ちびくろサンボ』を殺したのは抗議事件か、メディア自身か
  • 原稿料暴露、編集者との確執 いまマンガ界は崩壊寸前!?【3】

    ■【1】はこちら ■【2】はこちら さらに、伊藤氏は、今後、日のマンガ文化自体が衰退してしまう可能性も危惧している。 「法律の専門家によると、佐藤さんのWebマンガに描かれたことがすべて事実であれば、韓国版の無断出版は損害賠償の対象になる恐れがあり、もし団体からの抗議の原因が取材の不十分のためだと立証されれば、佐藤さんから編集部に委託した取材・監修業務の不履行となる可能性があるといいます。万が一、こうした事例が続くようだと、マンガ制作の現場に司法や行政の介入を許すことにもなりかねない。これは避けたい話ですよね。出版社は、今、マンガ業界がどの程度の市場規模にあり、どのような環境に置かれているのかを正しく理解し、スムーズな契約を結べるシステムを構築すべきです。あと、佐藤さんの件について、講談社や小学館は公式にコメントを出していませんが、企業側がきちんと事情説明をしないと、余計に事態の悪化を招

    原稿料暴露、編集者との確執 いまマンガ界は崩壊寸前!?【3】
  • 原稿料暴露、編集者との確執 いまマンガ界は崩壊寸前!?【2】

    原稿紛失や編集者とのトラブルなどをめぐって、 小学館と対立した『金色のガッシュ!!』の雷句誠氏。 今年9月より講談社のマンガ誌にて連載スタート 予定。 ■【1】はこちら ●高給編集者と貧乏作家 不平等な関係性 多くの担当作家を抱え、日々、作品制作の現場に立ち続ける、あるマンガ誌編集者は、佐藤、雷句両氏について「どちらも気持ちはわかる」と語る半面、「ふたつの問題を同一視されては困る」という。 「雷句さんの件については、原稿を紛失している以上、出版社と編集部に100%非があると思います。ただ、佐藤さんの場合は、ある意味、不運な出来事ともいえるのではないでしょうか。もしかしたら、佐藤さんの担当編集も、ほかの作家さんとは円滑に仕事をしているかもしれない。もちろん、作家さんに不信感を抱かせるような行動を取ることは論外です。ただ、今回の件で出版社側がオフィシャルな見解を発表していないということもありま

    原稿料暴露、編集者との確執 いまマンガ界は崩壊寸前!?【2】