金子良事さんが終日都立図書館にこもって竹中恵美子著作集を読んでいたそうです。 http://ryojikaneko.blog78.fc2.com/blog-entry-397.html で、その結論は、 ・・・結論から言ってしまえば、今、竹中恵美子著作集で読むべきものはほとんどない、というのが私の印象でした。・・・ただ、そういうものを一通り、勉強してきて、あえて言いますが、そのほとんどはアウト・オブ・デートです。それくらい時代が変わっているのです。 これは率直に言って、私自身の実感でもあります。女性労働論にきちんと取り組もうと思って、竹中著作集を通読して感じたのとほぼ同じです。 ただ、そのアウトオブデート感は、実はかなりの部分、ものの言い方というか議論の際の用語法に規定されている面もあります。竹中女子労働論を特殊理論に過ぎないと叩いた大沢真理さんの議論と、では本質においてそんなに違うかとい
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