Microsoft、組み込みOS最新版「Windows Embedded Standard 7」を製造段階に 米Microsoftは米国時間2010年4月27日、組み込みOS「Windows Embedded Standard 7」の開発作業が完了し、製造段階(RTM:Release To Manufacturing)に移ったことを明らかにした。パソコン向けOS「Windows 7」の機能と使いやすさをコンポーネント化し、組み込み機器向けにしたもので、マルチタッチ機能や高度電源管理API、「Windows Media Center」機能などを備える。 Windows Embedded Standard 7は、シンクライアント、電子看板、工業用制御装置といった企業向け機器のほか、セットトップボックス(STB)やテレビなど家電での採用を想定している。昨年9月のコミュニティ技術プレビュー(CTP