ついに世界初となるフェムトセルの商用サービスが始まった。手掛けるのは,米国シェア3位の携帯電話事業者であるスプリント。フェムトセル基地局を設置した宅内から発信した場合の通話料を無料にする。米国では,シェア4位のT-モバイルUSAが,無線LANと携帯電話のデュアル端末を利用して同種のサービスを提供中。スプリントの決断は,シェア上位の2事業者にも影響を与えそうだ。 米スプリントは2007年9月19日,世界初となるフェムトセルを使ったFMC(固定・携帯融合)サービス「AIRAVE」を開始した。自宅内に超小型の携帯電話基地局を設置することで,自宅からの音声通話を定額にするサービスだ(米スプリントのサービス紹介ページ)。 フェムトセルは,宅内利用を想定した超小型携帯電話基地局で,宅内のブロードバンド回線に接続する。これを利用することで,IP網経由で携帯電話ネットワークに接続可能となる。2007年以降
香港に拠点を置く中国Hutchison Whampoa(HWL)傘下の英Hutchison 3G UKと米eBay傘下のルクセンブルクSkypeは英国時間10月29日,IP電話サービス「Skype」ユーザー間の無料通話とインスタント・メッセージング(IM)の利用が可能な携帯電話機「3 Skypephone」を発表した。まず英国で11月2日に発売し,2007年中にほかの国でも販売を開始する。英国での価格は49.99ポンド(約103米ドル)。 3 Skypephoneは,通常の第3世代(3G)携帯電話サービスで通話できるほか,ほかのSkypeユーザーとSkype通話とIMによるコミュニケーションが行える。Skypeのコンタクト・リスト/通話履歴/プレゼンス機能にも対応する。Hutchison 3Gグループのネットワーク経由であれば,Skype間通話/IMは無料。他グループのネットワークからは,
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