写真3 著者が出演しているYouTube番組(東京MXテレビのブログテレビ)をパソコンでネットから受信し,それをWirelessHDでテレビに伝送している 「『WirelessHD』の第1世代はハイエンド機器用でした。第2世代のチップは圧倒的に小さく,安くしました。でも,性能も上がっているんですよ」と,米SiBEAM, Inc.のPresident and Chief Executive OfficerのJohn LeMoncheck氏は,筆者に言った。 WirelessHDは,60GHzという超高周波を使い,帯域が極めて広い(4Gビット/秒)ので,非圧縮で1080pの映像を60コマ伝送できる。すでに,パナソニックやソニーのテレビ,エイム電子のワイヤレスHDMIで採用されている。第2世代は、チップ寸法を縮小(フォームファクタとしては1/4)し,コストと消費電力を大幅に落とすことに成功した。