コンピューターのソフトやデータを、自分のパソコンで管理する代わりに、ネット経由で企業側のサーバーにあるソフトなどを呼び出して使う「クラウド・コンピューティング」の技術を駆使した新サービスが欧米の娯楽分野で急速に広がっている。米アップルやグーグルが音楽サービスで導入したほか、米ハリウッドでは一度購入した映画を一生涯、どの端末機器でも自由に視聴できる標準規格も登場。日本では著作権侵害の恐れを指摘する声もあるが、今後、一気に広がる可能性がある。 ネットワークを雲に見立て、英語で雲を意味する「クラウド」から名付けられたサービス。利用者にとっては、自分のパソコンにデータをため込む必要がなく、初期投資の費用やデータ・機器の保守管理の手間を大幅に省けるなど利点は多い。 米ネット検索大手グーグルが5月、米国内限定で始めた「グーグル・ミュージック」は、利用者が自分のパソコンに取り込んだ楽曲をグーグルのデータ
日本テレビ放送網とテレビ朝日、TBSテレビ、テレビ東京、フジテレビジョン、電通は2011年8月3日、インターネットに接続して動画を視聴できるテレビを対象に、有料課金型のVOD(ビデオ・オン・デマンド)サービスの提供を共同で推進していくことで基本合意したと発表した。 テレビ端末の機能が多様化する中、民放キー局5社と電通は、地上放送におけるリアルタイム視聴を促進し、番組視聴時間を拡大する民放独自のVODサービスの提供を計画する。6社は2012~2014年度をサービス(民放VOD)の本格運用に向けた準備期間と位置づけ、サービスの内容や開始時期について検討を進めている。 この民放VODは、視聴者にテレビ番組の視聴機会をより多く提供することで、視聴者層を拡大し、ファンを増やすことが目的という。既存のインターネットテレビ向けVODサービスは、作品をメニューなどから検索するユーザーインタフェースが主流で
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