地球温暖化対策としてCO2排出を削減するために、エネルギーの地産地消や、省エネルギー・低炭素型のライフスタイルを目指す、スマートコミュニティというコンセプトが近年注目されています。東日本大震災を受けて、電力の安定供給やピーク電力削減に関する議論も活発化しており、その関心は高まる一方です。ここではNTT西日本の取り組みとして、スマートコミュニティを実現するネットワーク技術や、ホームICT基盤を活用した家庭内の省電力を実現するタップシステムを紹介します。 ■NTT西日本 スマートコミュニティとは 近年、さまざまな電源や電力消費点を情報ネットワークに接続して、電力技術と情報通信技術を組み合わせることで、電力利用の効率化を図るスマートグリッドが注目されています。特に、多数の電力事業者が参入しており、送配電網の信頼性が安定せず、停電も多いアメリカでは、送配電網の運用効率化や、従来は困難であった電力需
JAL、国際線で無線LANのネット接続提供――2012年夏から 米国線、欧州線のボーイング777型機から順次導入 日本航空(JAL)は2011年9月15日、国際線の旅客機内において無線LANによるインターネット接続サービスを2012年夏に開始すると発表した。当初はボーイング777型機で運行する日本-米国、日本-欧州の主要路線で提供を始め、順次対象路線を拡充していく予定。 計画しているサービスは、旅客機内に無線LANのアクセスポイントを設置し、乗客が手持ちのパソコンやスマートフォンなどから無線LAN接続によりインターネットに接続可能にするというもの。旅客機から通信衛星を介して地上基地にデータを伝送することで、インターネットに接続する。 同サービスで使用する通信システムは、米パナソニック・アビオニクスの「eXConnect」を採用。衛星通信には「Kuバンド」と呼ばれる12G~18GHz帯を使う
総務省は2011年9月16日、情報通信審議会 情報通信技術分科会において「広帯域移動無線アクセスシステム(BWA)の高度化に関する技術的条件」の審議を開始したと発表した。具体的には2.5GHz帯におけるモバイルWiMAXを高度化した「WiMAX2(IEEE802.16m)」の導入に向けた議論を始める。 WiMAX2は2011年4月にIEEEで規格として承認されている。WiMAX2が日本で制度化されれば、UQ WiMAXを提供しているUQコミュニケーションズは下り伝送速度が100Mbpsを超える高速通信サービスが提供できるようになる。 技術的条件は、通信事業者への割り当てが予定されている周波数帯(2.625G~2.655GHz)への影響も含めて検討するとしている。この周波数帯は「モバイル放送跡地」と呼ばれる空き周波数帯で、UQ WiMAXの周波数帯に隣接していることからUQコミュニケーション
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