Appleは、最新版ソフトウェアをアップグレードすることにより、機械学習やスマートホーム市場への進出に向けてエコシステムを拡大し、ライバルであるGoogleとの競争を加速させていく考えのようだ。 機械学習を検索機能に Appleは、iPhoneや「Macintosh」「Apple TV」「Apple Watch」向けOSのデベロッパーバージョンを、2016年秋にアップグレードする予定であることを明かした。 今回のアップグレードにおいて重要なテーマとなったのが、エンドユーザーのデバイス上で動作する、機械学習アルゴリズムをベースとしたスマート検索機能だ。Appleが、このスマート検索機能を向上させる上で、次世代システムに最新のチップやコアを搭載する予定なのかどうかは不明である。 Googleは2016年5月、自社のデータセンターにおいてアルゴリズムを動作させる、機械学習専用のプロセッサを発表し