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ブックマーク / eetimes.itmedia.co.jp (32)

  • 家電でモーターの故障検知を実現する組み込みAI技術

    ルネサス エレクトロニクス(以下、ルネサス)は2019年1月21日、白物家電などでモーターの故障検知が行えるマイコンベースのソリューションを発表した。低価格のマイコン上で学習済みのモーター故障検知AIを実行し、モーターの異常を検知し、アラートの発報などが行える。 ルネサス エレクトロニクス(以下、ルネサス)は2019年1月21日、白物家電などでモーターの故障検知が行えるマイコンベースのソリューションを発表した。低価格のマイコン上で学習済みのモーター故障検知AIを実行し、モーターの異常を検知し、アラートの発報などが行える。 ルネサスは2015年から、IT機器だけでなく組み込み機器でも機械学習などのAIを活用する「組み込みAI/e-AI」というコンセプトを打ち出し、e-AIを実現する製品、技術の拡充を進めてきた。 2017年には、e-AIのコンセプトに沿ってルネサスは「Caffe」や「Tens

    家電でモーターの故障検知を実現する組み込みAI技術
  • IoTサービスを実現するためのスキルとは?

    ビジネスモデルキャンバスで定義するビジネスで必要な9つの構成要素(チャネル、顧客セグメント、パートナーとの関係、主な活動、主なリソース、顧客にもたらす価値、顧客との関係、コスト、収入の流れ)とIoTキャンバスで表現できるサービス提供者(利害関係者)と利用者の間で発生するデータの流れ処理の階層構造を同時に示すことができる。 この「IoTビジネスキャンバス」により、実現の可能性と事業化(投資の回収モデル)を合わせて考察できる。 図6にIoTビジネスキャンバスへの拡張を示す。図7に、完成したビジネスモデルキャンバスを示す。 この事例では、ドローンキャディのサービスを構成要素としてビジネス面から見た、チャネル、顧客セグメント、パートナーとの関係、主な活動、主なリソース、顧客にもたらす価値、顧客との関係、コスト、収入の流れを示せる。同時に、技術面から見たサービス提供者と利用者の間で発生するデータの流

    IoTサービスを実現するためのスキルとは?
  • IoTサービスを実現するためのスキルとは?

    今回は、ドローンを用いたゴルフ場でのキャディビジネスを例に挙げながら、IoTを実現するために必要なスキルは、どのようなものかを考えていく。 ⇒連載「JASA発IoT通信」バックナンバー一覧 IoTスキル検討ワーキンググループ 一般社団法人組込みシステム技術協会(以下、JASA)の活動である「IoTスキル検討ワーキンググループ(WG)」の活動について紹介する。この活動は、一般社団法人スキルマネージメント協会(SMA)の「モデリング技術者育成新分野研究会」と協調して活動している。 この研究会活動の目的は、IoT(モノのインターネット)サービスを実現するモデリング技術者に必要なスキルについて明らかにすることである。いわゆる、IoTサービスを実現するモデリング技術者にどのようなスキルが備わればIoTイノベーションを起こせるのかを検討する。このイノベーションという言葉の定義と新たな価値の創造プロセス

    IoTサービスを実現するためのスキルとは?
  • IoT時代をリードする人材とは

    イノベーションで会社の競争力は高められる!? モノのインターネットとよばれることが多いIoT(Internet of Things)と共に流行語のように登場するキーワードがイノベーションである。イノベーションはヨーゼフ・シュンペーター(Joseph Schumpeter)が1912年に提唱したものであるが、少し立ち止まって以下のことを振り返ってみよう。

    IoT時代をリードする人材とは
  • ARM、ゲートウェイ向けにMbedを拡充

    ARMは、米国のシリコンバレーで開催した「ARM TechCon 2017」で、ゲートウェイ向けの「Mbed Edge」を発表した。 「Mbed」をゲートウェイ対応に拡張 ARMは、同社のIoT(モノのインターネット)デバイスプラットフォーム「Mbed」を拡充し、IoTゲートウェイ向けモジュールフレームワークを搭載した「Mbed Edge」を発表した。これによりARMは、IoTソフトウェアおよびサービス分野への参入に向け、大きな一歩を踏み出すことになる。 ARMは今回の取り組みにより、まずは基的なプロセッサの機能を高め、そしてゲートウェイ分野に強みを持つIntelの「x86」に対する競争力を強化し、さらに安全鍵を供給するという新しいビジネス分野を拡大していくという、3つの目的を達成していきたい考えだ。 ARMによると、同社にとって初となるMbed Edge製品は、プロトコル変換モジュール

    ARM、ゲートウェイ向けにMbedを拡充
  • 野武士・加賀電子「M&Aで商社再編を主導する」

    2016年も収まらなかった半導体業界に吹き荒れるM&Aの嵐。この業界再編は、半導体商社にとっても変革期を迎えたことを意味するだろう。そこでEE Times Japanは、半導体各社トップへのインタビュー企画を進めている。今回は、加賀電子で社長を務める門良一氏に聞いた。 半導体商社は、業界再編の波にどう立ち向かうか 独立系の半導体商社として1968年に創業し、半導体・電子部品・情報機器だけでなくEMS(電子機器受託製造サービス)や、多くの新規事業を展開するのが加賀電子だ。 半導体メーカーの再編が相次ぐ中、長年“再編必至”と言われ続けてきた国内半導体商社。加賀電子は、2015年11月に過去最大規模の合併話となるUKCホールディングス(UKC HD)との経営統合を発表。両社の売り上げを合算するとマクニカ・富士エレホールディングスを上回る、国内最大規模の半導体商社となる見込みだった。しかし2016

    野武士・加賀電子「M&Aで商社再編を主導する」
  • 2017年の半導体市場は先行き不透明

    2017年の世界半導体市場は、見通しを立てるのが難しくなっている。米国のトランプ大統領やイギリスのEU離脱などが、半導体業界の将来予測にも影響を与えている。 2017年の半導体業界は、世界の政治情勢の中の不確定要素が中立的かつ前向きな状態にある限り、好調を維持できるはずだ。DRAMやフラッシュメモリ、32ビットマイコン、アナログや車載用製品などが成長をけん引し、成長率5%で伸びていくとみられる。 米国の市場調査会社であるIC Insightsでプレジデントを務めるBill McClean氏が、米国シリコンバレーで開催された年次イベントにおいて、今後の展望を語った。同氏は、「2017年の半導体業界は、中国が現在構想している壮大な計画や、トランプ政権などによって、それほど大きな影響を受けることはないだろう。しかし、欧州で台頭しているポピュリズムが、成長の妨げとなる可能性はある」とみているようだ

    2017年の半導体市場は先行き不透明
  • シーテック 2016 (CEATEC JAPAN 2016) 特集 - EE Times Japan

    2016年10月4日に開幕した「CEATEC JAPAN 2016(シーテック ジャパン 2016)」。「CPS(サイバーフィジカルシステム)/IoT(モノのインターネット)の展示会」となったCEATECのレポート記事を続々、公開しています。

  • 「水」ベースのリチウムイオン伝導性液体を発見

    東京大学らの研究グループは、水をベースとしたリチウムイオン伝導性液体「常温溶融水和物(ハイドレートメルト)」を発見した。安全かつ安価な新型蓄電池の開発が可能となる。 安全で安価な3V動作のLi電池の開発を可能にする 東京大学大学院工学系研究科の山田裕貴助教と山田淳夫教授らの研究グループは2016年8月、水をベースとしたリチウムイオン伝導性液体「常温溶融水和物(ハイドレートメルト)」を発見したと発表した。この液体は、3V以上で動作するリチウムイオン電池の電解液として機能することから、安全かつ安価な新型蓄電池の開発が可能になるとみられている。 今回の成果は、山田氏らと科学技術振興機構の袖山慶太郎さきがけ研究員、物質・材料研究機構の館山佳尚グループリーダーらとの共同研究によるものである。研究グループは、水と特定のリチウム塩2種を一定の比率で混合した。一般的にリチウム塩二水和物は固体となるが、今回

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    shinichm
    shinichm 2016/09/03
  • Intel、機械学習を手掛けるNervanaを買収へ

    Intelが、ディープラーニング向けASICやソフトウェアを手掛けるNervana Systemsを買収する。これにより、ディープラーニング向けGPU市場をけん引するNVIDIAに挑む考えだ。 Nervanaを買収 Intelは2016年8月16~18日まで米国カリフォルニア州サンフランシスコで開催される「Intel Developer Forum(IDF 2016)」で、Nervana Systems(以下、Nervana)を買収する意向を発表する予定だ。Nervanaは、ディープラーニング向けASICやソフトウェアを手掛ける。Intelはこの買収により、ディープラーニング向けのGPU(Graphics Processing Unit)に取って代わることを狙う。 Intelが高性能コンピューティング(HPC)市場で強みを持つ一方で、NVIDIAは、その高度なGPUでディープラーニング市場

    Intel、機械学習を手掛けるNervanaを買収へ
  • LPWAとWi-Fi HaLow、完全に競合する可能性も

    LPWAとWi-Fi HaLow、完全に競合する可能性も:IoT向け通信ネットワークの台頭で(1/3 ページ) Wi-Fi Allianceと無線LANビジネス推進連絡会(Wi-Biz)は共同で、Wi-Fiの今後を議論するイベント「2016 Tokyo Wi-Fi Summit」を2016年7月27日に東京都内で開催した。Wi-Bizの会長は、IoT(モノのインターネット)向けネットワークでは、Wi-Fi HaLow(IEEE 802.11ah)と、SigfoxやLoRaといったLPWA(Low Power Wide Area)が「完全に競合する可能性があり、使い方をきちんと議論する必要がある」との見解を示した。

    LPWAとWi-Fi HaLow、完全に競合する可能性も
  • 2015年 車載半導体シェアランキング、首位はNXP

    2015年の車載半導体市場は、NXP Semiconductorsが約42億米ドルの売上高でトップに立った。2014年まで首位を維持してきたルネサス エレクトロニクスは、3位となった。 Freescale買収で、トップに躍り出たNXP 2015年における車載用半導体市場の成長は、為替の変動によって、緩やかなものとなった。さらに、メーカーのM&Aにより、同市場の売上高ランキングは変動している。市場調査会社のIHS Technoogyが報告した。 IHSによれば、2015年の車載半導体市場の成長率は、前年比で0.2%だった。 売上高ランキングでは、118億米ドルでFreescale Semiconductorを買収したNXP Semiconductorsが首位に立った。NXPの車載用半導体の売上高は、前年比で124%増となり、約42億米ドルとなった。 IHSで車載半導体のアナリストを務めるAh

    2015年 車載半導体シェアランキング、首位はNXP
  • Apple、AI/スマートホーム市場で勢力拡大を狙う

    Appleは、最新版ソフトウェアをアップグレードすることにより、機械学習やスマートホーム市場への進出に向けてエコシステムを拡大し、ライバルであるGoogleとの競争を加速させていく考えのようだ。 機械学習を検索機能に Appleは、iPhoneや「Macintosh」「Apple TV」「Apple Watch」向けOSのデベロッパーバージョンを、2016年秋にアップグレードする予定であることを明かした。 今回のアップグレードにおいて重要なテーマとなったのが、エンドユーザーのデバイス上で動作する、機械学習アルゴリズムをベースとしたスマート検索機能だ。Appleが、このスマート検索機能を向上させる上で、次世代システムに最新のチップやコアを搭載する予定なのかどうかは不明である。 Googleは2016年5月、自社のデータセンターにおいてアルゴリズムを動作させる、機械学習専用のプロセッサを発表し

    Apple、AI/スマートホーム市場で勢力拡大を狙う
  • サイプレス、ブロードコムのIoT事業を買収へ

    Cypress Semiconductor(サイプレス セミコンダクタ)は2016年4月28日、Broadcom(ブロードコム)のワイヤレスIoT(モノのインターネット)事業を買収することで合意したと発表した。買収額は5億5000万米ドル(約583億円)。 これにより、CypressはBroadcomのWi-FiBluetooth、ZigBeeに対応したIoT向け無線通信製品群とIP(Intellectual Property)を手に入れる。この中には、BroadcomのBluetooth対応モジュール「WICED(ウィキッド)」も含まれるとしている。 CypressのCEO(最高経営責任者)を務めるT.J. Rodgers氏はリリースの中で「CypressのプログラマブルSoC(System on Chip)『PSoC』とBroadcomのIoT事業を組み合わせることで、IoT市場にお

    サイプレス、ブロードコムのIoT事業を買収へ
    shinichm
    shinichm 2016/05/06
    2016年2月にAvago Technologiesに買収された Broadcomの再編の一環か。
  • Wi-FiルーターをWi-SUN対応に、USBドングルを挿すだけ

    ロームは、2016年4月20~22日に幕張メッセで開催されている「TECHNO-FRONTIER 2016(テクノフロンティア)」で、無線通信規格「Wi-SUN」「EnOcean」の通信モジュールとセンサーを使用したモニタリングデモを展示した。 既存のWi-FiルーターでWi-SUNネットワークが? デモでは、Wi-SUNの通信モジュールと照度センサーを展示入り口や各スペースに置き、それぞれの場所の照度を計測できる様子が見られた。Wi-SUNは、920MHz帯を使用する無線通信規格で、HEMS(Home Energy Management System) やIoT分野での用途が想定されている。Wi-FiZigBeeと比較して通信速度は遅いが、通信距離が約500m~1kmと長く、ボタン電池で数年動作できるといった低消費電力なのが特長である。 ロームは、2015年11月に「Wi-SUN Pr

    Wi-FiルーターをWi-SUN対応に、USBドングルを挿すだけ
  • IoTデバイス設計を簡素化、マルチプロトコルSoC

    IoTデバイス設計を簡素化、マルチプロトコルSoC:実運用に近いソフトウェアスタックを強みに(1/2 ページ) シリコン・ラボラトリーズは、IoTデバイス向けにマルチプロトコルSoC「Wireless Gecko」ポートフォリオを発表した。実運用に近いThreadやZigBee、Bluetooth Low Energyなどのソフトウェアスタックと統合開発環境を組み合わせることで、IoTデバイスの設計を簡素化するという。 シリコン・ラボラトリーズ(以下、シリコンラボ)は2016年2月29日、IoTデバイス向けにマルチプロトコルSoC「Wireless Gecko」ポートフォリオを発表した。 Wireless Geckoは、ARM Cortex-M4コア、最大出力19.5dBmの2.4GHz/サブギガヘルツのRFトランシーバー、最大256Kバイトのフラッシュメモリ/最大32KバイトのRAMとい

    IoTデバイス設計を簡素化、マルチプロトコルSoC
  • IoT標準化団体のOICとUPnPが合併へ

    IoT標準化団体のOICとUPnPが合併へ:AllSeen Allianceと合併すべきだったとの声も(1/2 ページ) IoT(モノのインターネット)機器の標準化団体であるOICが、UPnP(Universal Plug and Play)フォーラムを吸収合併する。ただし、「OICはAllSeen Allianceと歩調をそろえて、Googleの『Thread』やAppleの『HomeKit』に立ち向かうべきだ」と主張する専門家もいる。 IoT向け規格は断片化状態 IoT(モノのインターネット)向け端末に関する標準化団体「Open Interconnect Consortium(OIC)」が、UPnP(Universal Plug and Play)フォーラムを吸収合併すると発表した。OICがUPnPの資産を獲得し、両組織の技術を融合させていくという。UPnPフォーラムは、1999年の設

    IoT標準化団体のOICとUPnPが合併へ
  • 「Synergy」の開発事例を展示――ルネサス

    「Synergy」の開発事例を展示――ルネサス:RZファミリや、R-IN+人工知能も(1/2 ページ) ルネサス エレクトロニクス(以下、ルネサス)は、2015年12月10日開催したプライベート展「Renesas DevCon Japan 2015」で、同社の「Synergyプラットフォーム」を活用したソリューションや、ゆがみ補正エンジンを搭載した画像認識など、多数のデモを展示した。 ルネサス エレクトロニクス(以下、ルネサス)は、2015年12月10日開催したプライベート展「Renesas DevCon Japan 2015」で、同社の「Synergyプラットフォーム」(以下、Synergy)を活用したソリューションや、ゆがみ補正エンジンを搭載した画像認識などのデモを展示した。記事では、展示されていたデモの一部を紹介する*)。 *)関連記事:「IoTのビジネスモデルは私たちが創る」――

    「Synergy」の開発事例を展示――ルネサス
  • 「IoTのビジネスモデルは私たちが創る」――ルネサス

    「IoTのビジネスモデルは私たちが創る」――ルネサス:Renesas DevCon Japan 2015を開催(1/2 ページ) ルネサス エレクトロニクスは2015年12月10日、プライベート展「Renesas DevCon Japan 2015」を東京都内で開催した。記事では、基調講演の内容を紹介する。 ルネサス エレクトロニクス(以下、ルネサス)は2015年12月10日、「BIG IDEAS FOR EVERY SPACE.~ルネサスの最新技術をあらゆる空間に~」をテーマに、プライベート展「Renesas DevCon Japan 2015」を東京都内で開催した。記事は、同社の幹部による基調講演に関して、その概要を紹介する。 Synergyの国内提供を開始 基調講演ではまず、同社の執行役員常務兼CSMO(Chief Sales Marketing Officer)の高橋恒雄氏が登

    「IoTのビジネスモデルは私たちが創る」――ルネサス
  • 「半導体業界の“Apple”を目指す」ルネサス

    ルネサス エレクトロニクスが米国で開催した「DevCon 2015」では、同社の設計基盤「Renesas Synergyプラットフォーム」が大きなテーマの1つとなっていた。Renesas Electronics Americaでプレジデントを務めるAli Sebt氏は、「Synergyで半導体業界の”Apple”を目指したい」と述べる。 ルネサス エレクトロニクス(以下、ルネサス)は、米国で開催したプライベートイベント「DevCon 2015」(10月12~15日、カリフォルニア州オレンジカウンティ)で、大きく2つのテーマを取り上げた。1つは車載向け技術*)、そしてもう1つが設計基盤「Renesas Synergyプラットフォーム(以下、Synergy)」である。 *)関連記事:ルネサスが“クルマ”を売る!? その真意とは Synergyは、動作保証されたソフトウェアパッケージ「Syner

    「半導体業界の“Apple”を目指す」ルネサス