ビルや工場内などで、メッシュ状で大規模なネットワークを簡単に構築できる新規格の「ブルートゥース・メッシュ」 クラウドやIoT(モノのインターネット)の足回りとなる無線ネットワークの一つとして、近距離無線通信規格「ブルートゥース」の存在感が増しそうだ。ブルートゥースはスマートフォンなどの個人利用が中心だったが、“多対多”のデバイス通信ができる新機能「ブルートゥース・メッシュ」が追加され、ビルや工場などの産業分野への展開が期待される。雲の上の戦いが激化する中、頻発する現場データをクラウドにつなぐ地上戦も熱気を帯びている。 「ブルートゥースはスマホをはじめ、通信機能を備えた身近なデバイスのほとんどすべてに対応し、どの基本ソフト(OS)でも動き、どこからでも使える」。標準化団体であるブルートゥースSIG(米ワシントン州)のロリー・リー上級マネージャーは利点を強調する。 多様なデバイスをクラウドやI
近距離無線通信規格「Bluetooth」の標準化を手掛ける Bluetooth SIG が Bluetooth 規格の新版「Bluetooth 4.2」を発表しました。Bluetooth v4.2 では、「Internet of Things(IoT)」製品の普及に伴い、利便性向上のために単体でもインターネットに接続できるようになった点が注目されるところでしょうか。インターネット接続は Bluetooth で IP 通信(Internet Protocol)を提供する「Internet Protocol Support Profil(IPSP)」のサポートによって実現しています。IPSP では IPv6 のみサポートしています。Bluetooth v4.2 ではインターネット接続のサポートのほか、政府機関に要求される高レベルのセキュリティ基準「FIPS」へのサポートによるセキュリティやプラ
Bluetooth Special Interest Group(Bluetooth SIG)は、「Bluetooth 4.0」仕様の策定を完了した。しかしながら、この新技術を搭載したデバイスを実際に購入するには、2010年末を待たねばならないだろう。 Bluetooth SIGは米国時間4月20日、シアトルで開催された全員参加の会合で、Bluetooth 4.0の最終仕様を発表し、腕時計や健康機器のセンサなど、低消費電力のデバイス向けに最適なBluetooth 4.0の利用を求めている。とはいえ、Bluetooth 4.0では、携帯電話やコンピュータ、その他のガジェット製品と周辺機器の高速通信も実現することになる。 Bluetooth SIGによれば、2009年12月に最初に発表されたBluetooth 4.0には3つの仕様があり、各仕様は単独または連携して機能するという。「Classi
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