中国韓国台湾アメリカ、萌え絵は世界中に広がっている。 絵師の絵柄も2010年には完璧に追いつかれて、みんな好きなように描いている。 ここで、「萌え絵が盗まれた。文化の盗用だ」という意見が主流にならなかったことは幸運だった。 ネトウヨの一部が言っていたが、完璧に無視された。 ポリコレの一環として文化の盗用論を出されると、その文化が衰退する。 萌え絵がもし「日本人以外描くな。萌え絵を生産・消費してよいのは日本人だけだ」と言われたら、中華系の絵師さんとも、韓国系の絵師さんとも、台湾系の絵師さんとも、米国の絵師さんとも交流できないし、コミケに来る同好の士や外国人の友人絵師さんも「こいつらは差別してる」と追い出さねばならなかった。 文化交流の際、文化の盗用というのはただの差別や排外主義のツールでしかない。 マイノリティの権利を守るためとは一切機能せず、排外的に文化を腐らせる効果しか今のところない。