【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)の外務省に当たる欧州対外活動庁は28日、ロシアと中国の政府系メディアが欧米メーカーの新型コロナウイルスワクチンへの不信感をあおる偽情報拡散や、情報操作を行っているとの報告書を発表した。 それによると、中ロは政府が支配するメディアや代理メディア、外交当局の公式アカウントを含むソーシャルメディアを駆使。欧米のワクチンをおとしめて自国産ワクチンを優位な立場に置こうとしていると批判した。欧米メーカーのワクチンで「非常にまれな副反応」として血栓症などが起きている問題を「誇張」したり、センセーショナルに取り上げたりしているとした。
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