不眠症とまではいかないが、なかなか質のよい睡眠がとれない“セミソムニア(Semi-somnia)=準不眠症”なる現象が巷ではやっているそうだ。 一睡もできないというわけではないが、夜中に何度も起きてしまったり、朝目が覚めてもまったく疲れがとれていなかったりという経験はないだろうか。これらはすべてセミソムニアの症状で、現代の働く男女の間で大流行しているという。不眠ではないから大丈夫だろうと、気にとめない人も多いらしいが、症状は異なれど体に与える悪影響はほぼ一緒。セミソムニアも、免疫力の低下、うつ、高血圧、さらには心臓病の原因にもなる恐れがあるというから重大だ。 専門家によれば、セミソムニアは、多忙でストレスの多い生活やテクノロジーの発達により引き起こされているそう。特に、仕事をベッドルームに持ち込んでしまうのが一番の要因で、寝る前に会社のメールなどをチェックしてしまうことにより、心配で眠れな