卓球のアジア選手権(中国・無錫)は15日、女子シングルス決勝で平野美宇(エリートアカデミー)が世界ランク5位の陳夢(中国)を11-9、11-8、11-7のストレートで下し、初優勝を決めた。準々決勝から世界ランク1、2、5位の中国人選手から連続で金星を挙げ、5連覇中だった中国勢を破った偉業を、国際卓球連盟(ITTF)の公式サイトも速報。「中国人選手の独占状態を終わらせた」と称賛している。 【動画】ITTF公式ツイッターで「電光石火」と紹介された準々決勝での平野美宇 日本勢では96年の小山ちれ以来となる歴史的アジア制覇を受け、ITTF公式サイトは「20年間で初となる日本人でのアジア選手権制覇、ミウ・ヒラノに敬礼」との見出しで速報した。 「ミウ・ヒラノが中国人選手の独占状態を終わらせ、ここ20年間で日本人としては初の女子シングルスチャンピオンに輝いた。彼女は疑いの余地なく、最年少かつ、ここ2