昨年末、産経新聞の外信コラム「ソウルからヨボセヨ」で、の食文化を蔑視する表現が含まれていたとしてで論争になった事件をご存知だろうか。問題となったコラムには、ビビンバを「羊頭狗肉(ようとうくにく)」と表現した部分があったため、多くの人がこれに憤慨し非難が集中することとなった。コラムを執筆した産経新聞のソウル支局長黒田勝弘氏は、2週間後に同コラムで弁解の言葉を述べだが、ビビンバ発言の余波はその後も長く続いた。今ではの新聞に黒田氏の名前が掲載される時には、「日本の極右メディアである産経新聞の黒田氏」と「極右」という文字が必ず付け加えられて紹介されている。 そんな黒田氏が、の「ノーカットニュース」の電話インタビューで、「人はトヨタのリコールに過敏すぎる」と発言したため再び注目を集めているようだ。黒田氏は、「米国の場合、トヨタの消費者が多いから(騒ぎになるのは)理解できるが、は消費者がほとんどいない