11月30日、パリのエッフェル塔を60万本の植物で覆い隠し、巨大な木に変身させようという計画が持ち上がっている。9月撮影(2011年 ロイター/Benoit Tessier) [拡大写真] [パリ 30日 ロイター] パリのシンボル、エッフェル塔を60万本の植物で覆い隠し、巨大な木に変身させようという計画が持ち上がっている。 この計画を考案した仏企業ジンジャーは30日に発表した声明で、この計画が自然と人類の共存を象徴できるとした上で、「都市の中心に自然が戻ってきた新たな未来を想像することがエンジニアの役割」と強調した。 今のところ、パリ市役所やエッフェル塔の管理会社には正式な了承は得られていないが、計画が実行に移されれば、エッフェル塔が昆虫や鳥の生息場所としての機能も果たすようになることが期待される。 フランスの地元紙によれば、同計画は来年にもスタートする可能性があるという。