パナソニックは、LED照明付小型蓄電システム「エネループ ソーラーストレージ(eneloop solar storage)」を製品化。2015年11月から、アジアやアフリカなどの無電化地域に向けて出荷を開始する。現時点では、日本で発売する予定はないが、「今後、市場からの要望があれば検討していく」(同社広報担当者)という。無電化地域での利用を想定して開発した商品だが、日本をはじめ先進国でもキャンプや、災害時などでの利用が想定できそうだ。 無電化地域の13億5000万人に向けて新たに開発した エネループ ソーラーストレージは、日中に太陽電池で発電し、内蔵のニッケル水素電池を充電する。これを、夜間の明かりとして利用したり、携帯電話やスマートフォンなどの小型機器のチャージに活用することができるのが特徴だ。 「世界の無電化地域の人口は約13億人もいる。これは世界人口の5人に1人に当たる規模。無電化地