1997年からの10年間で、年収600万~1500万円の人たちが2割近く減った――。経済産業省が9日発表した産業活動分析でこんな結果が明らかになった。年齢別では30~40歳代の収入減が目立つという。日本経済の長期低迷で所得が伸びず、中間層の地盤沈下が進んでいることが浮き彫りになった。国税庁の民間給与実態調査をもとに、給与所得者1人
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