「どこか遠くの話をしよう」は南米の緑豊かな山岳の村に、謎の旅人がやってきたことから始まるファンタジー。主人公の少女・チロは触れた物の声を聞き、会話ができる不思議な能力を持っている。記憶を失くしている旅人は言葉が通じず、チロが持ち物としゃべることで少しずつ彼のことは明らかになっていく。初めは警戒していた村人も徐々に旅人を受け入れていくが、いつか彼が記憶を取り戻し元の場所へ帰ってしまうことを考えてチロは感情を揺さぶられる。
![須藤真澄「どこか遠くの話をしよう」物と話せる少女と記憶喪失男の物語](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/07047388df6f14d4134b879d754f02f4a4d6475f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fogre.natalie.mu%2Fmedia%2Fnews%2Fcomic%2F2017%2F0326%2FDokohana01.jpg%3Fimpolicy%3Dtwitter_card_feature_crop)
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四季賞出身の須藤だが、アフタヌーンKCから単行本を出すのはこれが初めて。「ナナナバニ・ガーデン」には、2002年から2010年の間に月刊アフタヌーン(講談社)やまんがライフオリジナル(竹書房)などに掲載された読み切りを中心に10本を収録。月刊アフタヌーン11月号に掲載されたばかりの「サンドシード」も収められている。 また初出時のカラーページも全て再現。読むと思わず心が温まる、ファンタジックな作品の数々を堪能しよう。 「ナナナバニ・ガーデン 須藤真澄短編集」収録作品 「ミナゾコ姫」(2004/まんがライフオリジナル) 「三隣亡商店街」(2004/月刊アフタヌーン) 「うえとこ屋」(2006/まんがライフオリジナル) 「ナナナバニ・ガーデン」(2007/月刊アフタヌーン) 「ほねをつぐもの」(2002/月刊アフタヌーン シーズン増刊) 「雨が止むとき」(2003/月刊アフタヌーン) 「ねこじか
「庭先塩梅」は、前作「庭先案内」に続く庭先短編シリーズの第2弾。第1話では、「魔神さま」と呼ばれる妖精と「小さい人間族」の少女の物語を描く。 また今号では、上野顕太郎が「夜は千の眼を持つ」の連載を再開させた。ほかにも三好銀の「海辺へ行く道」シリーズの最新作「冬眠しない蛇」が掲載されている。 なお6月11日に発売される月刊コミックビーム7月号では、しりあがり寿の新連載「Gメン75(仮)」がスタート。また河井克夫×市川ラクの新連載「趣味の店ヨーロッパ」もスタートする。
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