「節約、時々プチぜいたく」 売れ筋商品を読み解くと…(1/2ページ)2008年11月22日13時46分印刷ソーシャルブックマーク 不振が続く百貨店も、基礎化粧品を扱う売り場は好調が続く=東京・銀座の松屋ロッテリアは「プチぜいたく需要」を狙って高価格帯のハンバーガーで勝負する=東京都内 景気の低迷で生活防衛に走る消費者も、財布のひもをつい緩める商品やサービスがある。安いだけではなく節約できる機能があり、ちょっとした満足感を味わえることで、じわりと支持を集めているようだ。 雑貨専門店ロフトでは、弁当箱や水筒を買い求める20〜30代のOLの姿が絶えない。弁当箱の売れ筋は1500〜1800円と決して安くはないが、3〜10月の売り上げは前年の1割増。3千円前後の水筒も4割増で、「全商品の中で突出した売り上げの伸び」と担当者も驚く。 イトーヨーカ堂では保温機能がついた弁当箱が春先から前年の6割増の勢い