ニューヨーク(New York)セントラル・パーク(Central Park)で芝生に寝転ぶカップル(2009年10月21日撮影、資料写真)。(c)AFP/TIMOTHY A. CLARY 【2月23日 AFP】男性という性を決定づけるY染色体が小さくなり続けているため、やがて男性は絶滅するという説があるが、この説は誤っていると結論付けた遺伝子研究が、22日の英科学誌ネイチャー(Nature)に発表された。 「男性絶滅説」は、男性染色体(Y染色体)が劇的に縮小したという事実を科学者らが発見した約10年前に注目を集めるようになった。数億年前のY染色体は1400個以上の遺伝子が乗る巨大サイズだったが、今や遺伝子が数十個程度しか乗らない極小サイズになってしまったという。そのため、Y染色体はいずれ消滅すると一部で叫ばれるようになった。 男性絶滅説を唱える学者は、Y染色体を失った人類は、げっ歯類のキ
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