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ブックマーク / kurokawashigeru.air-nifty.com (5)

  • 12/30 日本の特殊な労働慣行の形成過程がわかる「日本の雇用と労働法」 - きょうも歩く

    選挙とその後処理で丸3ヵ月間、まともにじっくりを読む機会を失ってしまいました。 市内に勤務地が移り、電車通勤がなくなってを読むしかない時間がなくなった(札幌から帰ってくるとき、を読める通勤電車ということで、混雑率が低い東上線の沿線の朝霞市に戻りました)ことも悪影響もあります。 ようやく読書再開というところですが、まず読まなくてはと思っていたの一冊、濱口桂一郎さんの「日の雇用と労働法」(日経文庫)を読みました。 職務にもとづく契約関係ではなく、身分丸ごと雇用する日独特のメンバーシップ型雇用の形成過程を簡単にかつ丁寧に説明されていて、特に戦前から戦後の連続性についてわかりやすく書かれている新書としては唯一に近い存在です。とくに戦争直前から戦争中に関しての労働政策の変化、国民を国家に強烈に統合していく過程で、賃金統制ととにも、上からの労働者保護が行われ、日的な労使協議制が敷かれ、そ

    12/30 日本の特殊な労働慣行の形成過程がわかる「日本の雇用と労働法」 - きょうも歩く
    shino-katsuragi
    shino-katsuragi 2012/01/03
    労働契約のはずなのに、まともなjob descriptionを見たことないってのは、どうなんだろうねぇ、とか。「阿吽」の狛犬が笑ったり。/たつきの術が人生の目標じゃなくても別によい。
  • 2/27 ベーシックインカムは見たくないものを見ない人のための福祉政策 - きょうも歩く

    ベーシックインカムへの批判に対して、ネット論客は厳しいんだと思うような、はてなブックマークの反応。 困った人は救ってあげたいけども、あれは既得権益、あれには抵抗勢力、官僚いらない、公務員がサービスを提供するな、そんな論理を積み重ねていくと、貧乏人にカネ渡しておけ、あとは知らん、というベーシックインカムみたいなものが受けるのだろう。生活保護みたいにドロドロしたイメージもまだない。見たくないものを見ないようにしているという感じがしてならない。 どんな新しい仕組みでも、貧困や困った人を救おうとすると、誰かから返済の不要な資金を集めざるを得ない。制度でやれば税金や社会保険料をどう使うかという話になる。 そもそも、正規職員のサラリーマンで年15万円前後(月1万円程度)しか所得税を払っていないこの国で、まともにベーシックインカムをやるのは、当に貧困な人にとって大した給付を受けられないのではないか、結

    2/27 ベーシックインカムは見たくないものを見ない人のための福祉政策 - きょうも歩く
    shino-katsuragi
    shino-katsuragi 2010/03/01
    現物給付と現金給付のバランス。
  • 1/21 ようやく保育を整備する新政権からのメッセージ - きょうも歩く

    社民党の福島党首が、少子化対策担当相という立場で保育所の毎年5万人増員を打ち上げて、評価したい。ここで何度も書いたが、バウチャー制を入れるにしても、幼保一元化をするにしても、保育所の財源移譲をするにしても、保育所を増やさないことには、こんなはずではなかったという結果になると何度も書いたが、新政権の大臣で保育所がもっと、ということを初めてぶち上げた。 共働き化、離婚家庭の増加、地域の子育ての孤立化という社会を背景に、保育所の整備をせずに、日社会が再生することはない。 現金給付だけでなく現物サービスを充実させることが、質的な子育て環境の改善に重要という衆議院予算委員会での阿部知子衆議院議員の質問もGOOD。鳩山首相が同意したものの、質的にわかっているかどうかは頼りなかった。 社民党は平和で突っ張るのもいいが、社会民主主義政党を自任して、欧州社民のような勢力を築きたいなら、こうした国民生活

    1/21 ようやく保育を整備する新政権からのメッセージ - きょうも歩く
    shino-katsuragi
    shino-katsuragi 2010/01/26
    同意。「屈強なワークホリック気味の国民に対する政治家のこうしたリップサービスが、児童相談所、生活保護行政、教育現場、保育所、介護施設、介護職員の待遇、病院医をはじめとする病院職員の勤務実態などの犠牲で
  • 11/21 保育園:業界団体と労働組合を政治的悪者にしてちゃっかり政治的発言力を作っている師匠はどうなの - きょうも歩く

    最近アクセス数が急増していたので、リンク元をたどる。大口は保育関係。週刊ダイヤモンドの記事をこてんぱんに批判したことが、保育関係者の溜飲を下しているようだ。保育のプロでもないのに、いきがかり上、保育所の政策と財務についてある程度の知識を得てしまった私には、そういう役回りをすることが最適なのだろうと思っている。 保育関係者はどうもどぎつい政策判断について意見を言わないきらいがあって、労働組合と共産党と経営者団体以外は、子どもの最善の利益とか、良い保育とか抽象言語で対立する意見の価値判断を避ける。 ●民主党の周囲を跳梁跋扈し、週刊ダイヤモンドの記事ネタを提供したと見られる学習院の鈴木恒氏が自身のブログで悪あがきをしている。鈴木氏と週刊ダイヤモンドはどうしても話を ダイヤモンドの記事は、こうした利権に関連して、保育業界内では有名であるが政治的に絶対的タブーとなっていた話題(認可保育所の高コストぶ

    11/21 保育園:業界団体と労働組合を政治的悪者にしてちゃっかり政治的発言力を作っている師匠はどうなの - きょうも歩く
  • 11/3 今度は保育所のコストが高いんだ、と - きょうも歩く

    国の事業仕分けでチームに入ったメンバーが、認可保育所の補助金単価がコスト高だとして真っ先にやり玉に挙げている。 分権による規制緩和にしても、民主党は認可保育所にとても敵意をお持ちのようだ。あるいは若手議員が事業仕分けから追い出された穴を、エコノミストや新自由主義の文化人たちが穴埋めしているらしいので、彼らの主観的な価値観によるものなのだろうか。しかし、それでも事業仕分けの最初の10大標的に選ばれ、無駄削減のかけ声の試金石にされたということで、ジャッジした民主党国会議員の責任は大きい。 保育所の経営分析、コスト分析というものをきちんとやってもらいたい。そういう努力を怠って、感覚的に高い安いを議論していることは、政治の危機としか思えない。掴み金方式の補助金でコストも低い学童保育がどんな状態にあるのか、実際に見てもらいたい。 それも、潤沢な自治体の財政投入で質をかさ上げしている東京都のものではな

    11/3 今度は保育所のコストが高いんだ、と - きょうも歩く
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