近い将来、テクノロジで強化された包帯が登場するかもしれない。 米タフツ大学の研究者らは米国時間7月6日、慢性創傷を監視し、薬物治療を施して治癒を促進することのできるスマート包帯の試作品を披露した。これが実用化されれば、包帯は受動的な治療から、能動的な治療の一部へと変わるだろう。 厚さ3mm以下のこの小さな物体に、さまざまなテクノロジが組み込まれている 提供:Nano Lab – Sameer Sonkusale, Tufts University この包帯には、加熱する要素のほか、感染と炎症を追跡するpHセンサと温度センサが組み込まれており、それらのセンサの測定結果に基づいて適切な薬物治療を施すことができる。 タフツ大学工学部の電子工学とコンピュータ工学の教授で、この調査の共同執筆者であるSameer Sonkusale氏は声明の中で、「フレキシブルエレクトロニクスの出現のおかげで、われわ
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