あなたが、毎日、食べる食事のホンの一部が、食の問題を抱える子どもたちの給食となる…「TABLE FOR TWO」(TFT)は、そうした仕組みを実践するNPO(特定非営利活動法人)です。 具体的には、TFTプログラムに参加する企業の社員食堂やレストランで提供される低カロリーや野菜多めのヘルシーメニューを食べると、その売り上げから20円がTFTに寄付されて、飢餓に苦しむ開発途上国の子どもたちの学校給食になるというもの。つまり、開発途上国の飢餓と、先進国の肥満の両方を、毎日の食事によって解消できるのです。しかも、この社会貢献事業は、日本生まれ。TFT代表の小暮真久さんに、その活動と思いを伺いました。 丁野奈都子(以下、丁野):以前、NHKの食堂にもTFTメニューがあったのですけど、ヘルシーで人気で、いつもだいたい売り切れでした。同じように、さまざまな企業がTFTに賛同して参加されていると思います
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