1.切れ目のないボケ笑い M-1グランプリ2020はマヂカルラブリーが優勝した。 マヂカルラブリーの2本目「つり革」は苦しいぐらい笑い転げた。 www.youtube.com 近年の漫才はツッコミで笑いが起きる。 M-1グランプリの持ち時間は4分しかない。M-1出場者達はツッコミの手数と強さを増やす方向で漫才を進化させてきた。 2018年王者の霜降り明星は「○○やないかい!」の「やないかい!」を削って名詞だけでツッコむことで限界までツッコミ数を増やすことに成功した。 2019年王者のミルクボーイは重ねてツッコんで、ツッコミの強度を上げることで大きな笑いにするというアプローチで成功した。 マヂカルラブリーは野田クリスタル氏の体を張ったボケだけで笑いが取れる。村上氏のツッコミで初めて笑うというより、ツッコミで笑いを増幅している感じだ。 ミルクボーイの漫才はボケの駒場氏が「おかんが言うには~」と